目の奥の痛みと吐き気、コロナに関係ありますか?
44歳・女性の健康相談
2日前から両目の奥の方が痛み、それが頭痛となって吐き気があります。 症状が出た日には半日くらいで収まりましたが、翌日は一日中症状が続いてずっと寝ていました。 食欲もなく、1日かけてゼリータイプの飲料を半袋ほど飲みましたが全て吐いてしまいました。 3日目にあたる本日はだいぶ楽になりましたが、右目の奥の痛みは残っています。 これまであまり経験したことのない症状です。 実は主人がインドネシアで仕事をしていて、今月の9日に帰国しました。 主人の帰国時のPCR検査は陰性でしたが、2週間は自宅待機しました。 私は空港まで電車で迎えに行き、空港内で待機していたので、主人と共に2週間はほぼ家の中で過ごしましたが、2日に1回くらいの割合で人の少ない時間帯を選んではいたものの、買い物に行っていました。 そのようなことから新型コロナ感染の可能性はあり、もしそうであれば、家族を始めほかの方々への悪影響を避けるためにどうしたらいいのでしようか?
相談者が特に気になっている症状
急激な頭痛・頭重この相談者が異常を感じている部位
この相談者が服用している薬
市販の便秘薬と市販の目薬
この相談の目的
自宅で安静にしていましょう
消化器内科(胃腸内科)医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科
痛みを伴う目の病気の代表的なものは以下の通りです。 急性緑内障発作 一般的な緑内障は、自覚症状がないまま進行することが多いといわれています。しかし、急激に症状が進む急性緑内障発作は眼圧が急上昇するため、目の奥の痛みや頭痛が出現したり、吐き気・嘔吐など、目とは無関係に見える症状が出る事もあります。その他、光のまわりに虹の輪が見える「虹輪視」や、霧がかかったように見える「霧視」という症状が見られることもあります。 眼窩の炎症 眼球が収まっているくぼみを眼窩がんかといいますが、この眼窩の組織が細菌などの感染により炎症を起こすことがあります。目の痛みの他、まぶたの腫れ、充血、視力低下などが起きることが特徴です。また、程度によっては発熱などの全身症状が出ることもあります。 感染性眼内炎 細菌、カビ、ウイルスなどが直接目に感染したり、他の臓器で起こった感染症が目に及んだものです。眼窩の炎症と違い、眼球そのものに炎症が起きます。 目の奥の痛みの他、充血、視力低下なども見られます。 視神経炎 視神経に炎症が生じる病気です。目の奥の痛みの他、数日で急激に視力低下が起きることがあります。視野の中心部が暗くて見えにくくなり、赤や緑などの色がわかりにくくなることが特徴です。 目以外の病気 目以外の病気によって、目の奥が痛むこともあります。 片頭痛 ズキズキと脈打つような痛みが特徴です。目の奥の痛み、吐き気などの症状を伴うことも特徴です。薬による対処療法がメインになりますが、市販薬では十分に効かないこともあるので、内科などで相談してみてはいかがでしょうか。 三叉神経痛さんさしんけいつう 顔面の感覚をつかさどっている三叉神経が圧迫されて起きる神経痛です。左右どちらかの顔面に激しい痛みが突然出現します。50代以降に多い病気で、疑わしい痛みを感じた場合には脳神経外科が専門になります。 コロナはいただいた症状からは否定的です 受診の目安とポイント 目の奥の痛みが激しい、見えにくいなどの何らかの他の目の症状がある場合には、すぐに眼科を受診しましょう。軽い痛みでも長引いていたり、徐々に痛みが強くなったりするようならば、一度受診した方がよいでしょう。 医師にはいつから目の奥の痛みがあるのか、きっかけとなる出来事はあったのか、他の症状はあるのかなどを伝えることがポイントです。 日常生活上の原因と対処法 日常生活上の問題が原因で目の奥が痛くなることもあります。 疲れ目 目のピントを合わせる毛様体筋(もうようたいきん)を酷使すると疲れ目になり、目の奥が痛むことがあります。 目の疲れを感じたら PCやスマホを使う作業をするときは、1時間に15分は休憩するようにしましょう。蒸しタオルをまぶたの上に乗せてあたためたり、遠くを眺めたりするのもよいでしょう。 ドライアイ 涙の量が減り、目が乾燥した状態です。目の奥の痛みや乾燥の他、かゆみ、目やになども引き起こします。 目の乾きを感じたら 意識的にまばたきの回数を増やして、涙の量を増やすようにしましょう。点眼薬で潤いを補給するのもよいでしょう。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:循環器内科, 心療内科
「急激な頭痛・頭重、目が疲れる」という各種症状から、また「2日前から両目の奥の方が痛み、それが頭痛となって吐き気があります。症状が出た日には半日くらいで収まりましたが、翌日は一日中症状が続いてずっと寝ていました。食欲もなく、1日かけてゼリータイプの飲料を半袋ほど飲みましたが全て吐いてしまいました。3日目にあたる本日はだいぶ楽になりましたが、右目の奥の痛みは残っています。これまであまり経験したことのない症状です。」と記載されています症状や状況から推察をさせていただきますと、これらの原因を知りたいについては、新型コロナウイルス感染症よりは、急性緑内障発作の可能性が疑わしいと思います。記載されています症状からは新型コロナウイルス感染症のキーワードは一つもありませんし、唯一御主人がインドネシアから帰国したということだけが気になりますが、帰国時のPCR検査で陰性という結果であったことと、帰国直後14日間の経過観察中に特に症状を認めていなかったようですので、新型コロナウイルス感染症の可能性は低いと思います。 処置、対処法を知りたいについては、眼科を受診することが望ましいと思いますし、そのために病院受診の必要性を知りたいについては比較的高いと思います。
推奨診療科と医療機関タイプ
眼科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
自宅で安静にしていましょう
内科医師からの回答
ご質問ありがとうございます。ご相談内容、拝見いたしました。 おからだがご不調の様子、ご心配のことでしょう。新型コロナウイルス感染症は一般の風邪症状や頭痛、下痢、結膜炎、味覚障害、嗅覚障害を呈することもあり、その可能性は否定はできないところですが、現時点では検査も簡単には出来ない状況であり、診断自体が難しいところです。呼吸困難といった入院を要する症状ががないのであれば、現状では治療法も確立しておりませんので、基本的には経過観察しかありません。手洗い、マスク着用などをしていただいて周囲にうつさないように生活してください。外出や出勤、登校はやめましょう。もちろん、今後、呼吸困難などがあれば帰国者・濃厚接触者相談窓口に連絡して、受診先の病院をどこにするかなどの指示を仰いでください。 ただし、相談センターも人手が限られておりますので、重症でなければ、お電話も極力、控えてください。また、医療機関を受診される場合も、くれぐれも事前連絡なしに受診することは厳に慎んでください。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 消化器内科(胃腸内科), リハビリテーション科
おからだがご不調の様子、お辛いことと存じます。ご記載の症状では帰国者・接触者相談センターに電話してもコロナウイルスの検査はしてくれないでしょう。ご記載の症状からは偏頭痛の可能性があります。病院やクリニックの神経内科を受診して相談してください。お大事になさってください。まろんさんの一日も早い回復を祈っております。なおこのアドバイスは通常の診療とは違いインターネットでの回答ですので以下の点にご留意ください。①絶対に妊娠していない前提でコメントしています。②実際に診察していないので疾患を断定するコメントは困難です。③インターネット環境下での質問です。小生の印象ですので的外れなコメントの可能性があります。
推奨診療科と医療機関タイプ
神経内科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
この相談と関連する他の症状
病院なびで医療機関を探す
医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。