4月7日16時頃、急に倦怠感（横になってないと辛いくらい）が出てきたので会社を早退し、自宅近くのかかりつけの内科を受診しました。その時の体温は、36.0℃。咳や頭痛など、その他の症状ありませんでした。診察結果は、急性気管支炎で、クラリスロマイシン、ロキソニン、ムコサール、ビオフェルミンを処方してもらいました。服用して休んでいると、翌々日には平常に戻りました。その後も体調は良かったのですが、13日の夕方頃にまた同じような倦怠感が出て（体温36.4℃）、翌朝同じ病院を受診しました。先生から抗生物質を変えてみると言われ、フロモックスを処方してもらい服用すると、翌々日には平常に戻りました。念のため、20日に受診してもらい、「明日から出社して問題ない」と言われて出勤しました。ところが、21日の夕方に今度は軽い悪寒症状が出てきました。この時の体温も、36.3℃です。帰宅後に同じ内科で受診してもらったところ、「体の抵抗力が無い状態のところに、別の風邪菌が入ったのでしょう。」と効力の強い抗生物質ジスロマックを処方してもらいました。3日間服用し現在体温36.3℃なのですが、軽いのどの痛みと軽い悪寒があります。ちなみに新型コロナ患者との濃厚接触も海外渡航歴もありません。4月7日から現在までの体温は、35.9〜36.6℃で37℃以上になったことがありません。（平熱は、36.5℃程度）
何が原因なのでしょうか？

相談者が特に気になっている症状

相談者が感じているその他の症状

この相談者が服用している薬

エカードLD、ガスターD、フェブリク、ディラグラ、ジスロマック、ロキソニン、ムコサール、ビオフェルミンR、ヒアレイン点眼液

この相談の目的

4月7日の診断名が急性気管支炎とのことですが、急性気管支炎は、通常は急性咽頭炎が長引く過程で起きるもので、咳込みがひどく、胸のあたりの痛みや違和感、夜間に咳込みが増悪し、夕方から微熱などが出るなどの症状がある時に疑う病名です。そして急性気管支炎と診断する場合、上記の症状に加えて胸部レントゲンも撮る事が多い疾患です。急に倦怠感があり、その日の内に受診していることから、診断的には妥当性がありません。
クラリスロマイシン→フロモックス→ジスロマックという使い方もどうかと思います。クラリスロマイシンとジスロマックは同系統の抗生剤で、ジスロマックが特段強い抗菌力があるというほどのものではありません。そもそも風邪という診断であれば、抗生剤は不要です。医学書にもそうした記載があるのです。
効いたのは、他の解熱鎮痛剤や去痰剤の方だった可能性もあります。
風邪症状（＝感冒）の原因はウィルスが殆どです。
そしてそのウィルスの中に、新型コロナウィルスも入っています。
このように感冒症状で、新型コロナウィルス感染かどうかは、PCR検査を受けなければ区別がつかないものです。また受けたとしても、偽陰性（実際は陽性）という可能性も残ります。
そこで、はっきりさせたいという事であれば、新型コロナ相談センターに電話で相談するか、かかりつけ医に検査センターや発熱外来を紹介してもらうなどの「努力」が必要になります。
相談した結果、検査を受けられない可能性も高いと考えます。発熱がなく症状も軽微だからです。日本では、このような軽微な症状の方を積極的に検査するような仕組が残念ながらありません。無症状キャリアが存在することもかなり以前からわかっていましたが、日本では無症候キャリアは全く検査が受けられない状態が続いています。
検査を受けられない場合は、数日間～２週間ほど、自宅で安静にしていることを求められることが殆どです。
あなたの場合、新型コロナウィルス感染症の可能性は一般的には低いでしょう。ただし、その可能性は0％ではありません。
医療機関を変えることも選択肢の一つです。
お大事にしてください。

推奨診療科と医療機関タイプ

可能性のある病気

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

ご質問内容拝見いたしました。ご心情お察しいたします。お話しの内容から、
4月7日16時頃、急に倦怠感（横になってないと辛いくらい）が出てきたので会社を早退し、自宅近くのかかりつけの内科を受診しました。その時の体温は、36.0℃。咳や頭痛など、その他の症状ありませんでした。診察結果は、急性気管支炎で、クラリスロマイシン、ロキソニン、ムコサール、ビオフェルミンを処方してもらいました。服用して休んでいると、翌々日には平常に戻りました。その後も体調は良かったのですが、13日の夕方頃にまた同じような倦怠感が出て（体温36.4℃）、翌朝同じ病院を受診しました。先生から抗生物質を変えてみると言われ、フロモックスを処方してもらい服用すると、翌々日には平常に戻りました。念のため、20日に受診してもらい、「明日から出社して問題ない」と言われて出勤しました。ところが、21日の夕方に今度は軽い悪寒症状が出てきました。この時の体温も、36.3℃です。帰宅後に同じ内科で受診してもらったところ、「体の抵抗力が無い状態のところに、別の風邪菌が入ったのでしょう。」と効力の強い抗生物質ジスロマックを処方してもらいました。3日間服用し現在体温36.3℃なのですが、軽いのどの痛みと軽い悪寒があります。ちなみに新型コロナ患者との濃厚接触も海外渡航歴もありません。4月7日から現在までの体温は、35.9?36.6℃で37℃以上になったことがありません。（平熱は、36.5℃程度）
何が原因なのでしょうか？
とのことですね。この場合、新型コロナの基準には該当しないと思いますが、否定もできないです。原因は不明ですが、再度、内科の先生の受診をお勧めいたします。お大事になさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科の病院・クリニック 呼吸器内科の病院・クリニック 「だるい」の症状を診てくれる病院・クリニック 「いびきをかく」の症状を診てくれる病院・クリニック 「喉が痛い」の症状を診てくれる病院・クリニック 「不安が強い」の症状を診てくれる病院・クリニック

医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
　通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
　なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。