熱も咳もないが息苦しい

42歳・女性の健康相談

熱も、咳も、味覚障害も、嗅覚障害もありません。
夜も眠れて食欲もありますが、
だだ前胸部が重い感じがして酸素が足りない感じがあります。チアノーゼありませんが、新型コロナウイルスが心配です。
相談日:2020/04/18

相談者が特に気になっている症状

呼吸が苦しい

相談者が感じているその他の症状

新型コロナウイルス(新型肺炎)

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

受診の必要性が分からない
女性・42歳
身長 164cm・体重 55kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:当日

この健康相談に対して、4名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点では感冒をきっかけに軽い気管支炎が発症しているものと考えます。
37.5℃以上の発熱は出ていないようですので、方針としては今しばらくご自宅で十分な栄養と睡眠をおとりになると良いでしょう。
もちろん37.5度以上の高い発熱や呼吸困難症状が出現すれば肺炎の可能性がでてきますので、直ぐに医療機関への受診が必要です。

相談者様が心配な気持ちもよく分かりますが、今すぐに医療機関に受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。ですのでこれを避けるためにも、できれば自宅療養頂くことをお勧めいたします。
また、現時点で相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。
自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省のwebをご確認下さい。

繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。
どうしても医療機関を受診しなければならない場合は手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

からだに持病のないかたですので、呼吸苦からは胸膜炎、気胸、気管支炎、肺炎、肺膿瘍、不整脈、心臓神経症、特発性胸痛などを考えます。この中で心臓神経症や特発性胸痛は聞きなれないと思いますので補足しますと、不安が背景にある場合や、特に原因がなくても生じる胸部症状で実際に心臓や胸に病気があるわけではないもののを指します。念のため循環器内科専門医と呼吸器内科専門医を受診して心電図やレントゲンなど一通りの診察をうけて確認しておくことが大切です。心臓・肺に異常が無かった場合は、骨や筋肉や神経からの痛みの鑑別に整形外科専門医への受診をするとよいかと思います。ストレスや緊張が背景にある場合は少量の抗不安薬や、もし動悸があるようなら少量の心拍数を抑えるお薬が有効なことがありますので、上記診療科の診察で問題がなかった場合は心療内科か精神科専門医への受診を考慮するとよいかと思います。現時点では濃厚接触でもないかぎり積極的にコロナを疑うものではないかと思いますが、コロナに特徴的な症状というものがないため完全に否定はできません。PCR法による血液検査についても個々の医療機関のなかで調べられるものでもなく、特定の機関へ送っての検査になるようなのでキャパシティーの限られた現時点ではどなたでも簡便に検査をすることが困難な状況かと思います。またコロナの心配で受診する場合は都道府県ごとに受診する窓口がきまっています。「帰国者・接触者外来」がありますので「帰国者・接触者相談センター」にまず電話で問い合わせのうえ受診するようにして下さい。コロナウイルスの蔓延により病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。ただ改善傾向に無いようなので手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒などを徹底のうえ受診されたほうがよいかとも思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

呼吸困難 心配

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし

3件目の回答

自宅で安静にしていましょう

脳神経外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 耳鼻いんこう科

現時点では咳、痰、咽頭痛、発熱などの症状はなく新型コロナウイルス感染症を疑う症状はないようです。

上記症状が出現した場合はお住まいの地域の保健所に連絡し指示を仰いでください。

新型コロナウイルスを始め多くの急性上気道炎を引き起こすウイルスに関しては特効薬がありません。(インフルエンザウイルスに関しては抗インフルエンザウイルス薬がありますが発症してから48時間以内に投与しないとあまり有効性は望めません)

よって、熱には解熱剤、咽頭痛には鎮痛剤、咳には鎮咳薬、痰には去痰薬といったように対処療法で自然治癒を期待するしかありません。

内服薬は市販薬を購入されても構いませんし、病院を受診され診察を受けれられた上で処方されたお薬を内服されても構いません。

また、ご自分がコロナウイルスに感染しているという前提で行動されることが大事と思います。万が一罹患していたことがのちに判明したとしても周囲への感染が防げます。マスク、手洗いなど十分注意し生活してください。

お大事になさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

心配

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし

4件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

ご相談の内容からは身体の異常よりは心理的な要因不安による症状と考えます。受診しても特別な対処は難しいかと思いますし、人との接触は避けられないので、逆に感染のリスクを上げることになります。大半不安で、ご心配のこととは思いますが、現状は自宅待機が懸命かと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

うつ状態 不安障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし
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