排尿痛と高熱があります

36歳・女性の健康相談

4月21日の火曜日の夜から39.2の発熱があり、熱が38度から下がらない。水曜の午前4時ごろ嘔吐する。
排尿痛と残尿感がある。膀胱炎には何度かなったことがあるが、高熱は出たことがない。泌尿器科に行っても良いか、コロナの恐れもあるのか知りたいです。
相談日:2020/04/23

相談者が特に気になっている症状

尿が出にくい

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 大きな病院にいくべきなのか分からない 医療機関を探している
女性・36歳
身長 151cm・体重 45kg
相談時の体温:39℃
食欲:ない
顔色:赤い
症状が始まった時期:2-3日前

この健康相談に対して、1名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

消化器内科(胃腸内科)医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科

排尿症状(頻尿、排尿痛、残尿感など)を伴う発熱をきたしたときには、腎臓や前立腺または精巣上体などに細菌感染をきたしている可能性があります。特に糖尿病、尿路結石、前立腺肥大症など、尿路感染を起こしやすい疾患がもともとある場合には重症化しやすく、ときには命に関わる場合もあります。排尿症状を伴う発熱を認めた場合には、できるだけ早く泌尿器科専門医を受診してください。
女性の場合

腎盂腎炎とは
女性では尿道長が短い、膣に細菌が定着しやすいなどの原因で、直腸常在である大腸菌などの細菌が尿道口から侵入しやすいため、男性に比べて尿路感染症が起こりやすいとされています。細菌が尿道から膀胱へ侵入することにより膀胱炎が起こりますが、さらに細菌が尿管をさかのぼって腎臓まで達することで腎盂腎炎が起こります。
腎盂腎炎の症状
頻尿、排尿痛、残尿感、下腹部痛など膀胱炎症状に加え(自覚しない場合もあります)、発熱、全身倦怠感、腎周囲の腰背部痛などの症状が認められます。悪心、嘔吐などの消化器症状を認めることもあります。尿検査では、混濁尿(膿尿/細菌尿)が認められます。
腎盂腎炎の治療
比較的全身状態が良好な軽症例では、経口抗菌薬による外来治療が可能です。しかし、食欲不振、脱水、全身倦怠感などが強い重症例では、入院のうえ点滴による治療が必要です。解熱して全身状態が改善すれば、退院して経口抗菌薬による外来治療を継続します。

コロナウイルス感染症の経過には,
1. 感染から約 5 日間(1?14 日間)の潜伏期を経て,
2. 感冒様症状(発熱,咳,喀痰,咽頭痛,鼻汁等),倦怠感等が出現し,
3. 一部の患者では嘔吐,下痢などの消化器症状を呈することもあり,
4. それら症状が比較的?く,約 7 日間持続するという特徴があります。コロナウィルス感染は、若い方は多くの方が軽症です。

内科、婦人科、泌尿器科を受診しましょう

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 婦人科 泌尿器科

可能性のある病気

腎盂腎炎

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