過活動膀胱で切迫性失禁

31歳・女性の健康相談

20代半ば頃から過活動膀胱のような症状がまれにあらわれることがありました。一度、間に合わずに仕事中に少し漏らしてしまうこともありましたが、症状がすぐにおさまり、過活動膀胱というものも知らず病院に行くことはありませんでした。
しかし、今かなりの長い期間で過活動膀胱の症状があります。仕事にも支障をきたすレベルです。
転職活動の合間でアルバイトをしているだけなので、保険証も持っていないので病院にも行けません。
ネットで調べて鍛えたり膀胱にためる訓練などもしていますが、耐えられない尿意で訓練すら辛いです。でも、あと少し耐えれば今までのように自然に治るかもしれないと思っています。
調べていても年齢が高い方が多くなるようで、この年齢で病院に行くのも恥ずかしいです。病院に行かずにできれば治したいのですが、どのようにしたらいいでしょうか。お腹にカイロを貼ったりもしましたが、効果はありませんでした。
また、他の病気が絡んでいる可能性もあるのでしょうか。
相談日:2019/05/01

この相談者が感じている症状

尿が漏れる 頻尿 月経出血量が少ない

この相談の目的

処置、対処法が分からない 原因が分からない 医療機関を探している
女性・31歳
身長 156cm・体重 46kg
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答

 尿失禁は、①腹圧性尿失禁、②切迫性尿失禁、③溢流性尿失禁、④機能性尿失禁、に分類され、お尋ねの過活動膀胱は②の原因として重要です。①腹圧性尿失禁は括約筋の緊張低下に伴って咳やくしゃみなどで生じ、③溢流性尿失禁は残尿増加(神経因性膀胱、前立腺肥大症などによる)で膀胱内圧が高くなっている状態で起こります。④の機能性尿失禁は、身体機能低下に伴ってトイレまでの移動時間が延長することで起こります。切迫性尿失禁は過活動膀胱によって生ずることが多いのですが、その場合は膀胱内尿量が少なくても生じます。つまり、「頻尿だが排尿量は少ない」という状態が過活動膀胱の特徴で、排尿量が多い場合は③の可能性を否定できません。その鑑別のためには排尿後の残尿測定(腹部超音波検査)が必要で、泌尿器科受診が勧められます。「病院に行かずにできれば治したい」という事であれば、尿意を感じる前に定期的な排尿を試みるという方法はありそうです。

推奨診療科と医療機関タイプ

泌尿器科

可能性のある病気

過活動膀胱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

腎臓内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 糖尿病内科(代謝内科)

症状からは過活動膀胱が疑われます。
過活動膀胱による切迫性尿失禁は市販のサプリメントの服用などでなく、医師が処方する薬の力を借りて症状の改善を目指すことが基本となります。薬物療法に加えて、医師の指導のもと、生活指導、膀胱訓練、骨盤底筋トレーニングなどを行います。
できるだけ排尿をがまんして、膀胱にためることができる尿の量を多くする行動療法は、自分の判断ではなく医師の指導のもと正しく行うことで、切迫性尿失禁の症状の改善が期待できます。
以上のことから、病院を受診できないとなると残念ながら根本的な改善は難しいと思います。若い方でも起こりえる病気ですので、恥ずかしがらずに、一度病院を受診されてみてはいかがでしょうか。
治療ではありませんが、尿漏れパッドやオムツを使うといいかもしれません。使い始めるまでは少し抵抗があるかもしれませんが、使ってみるとその便利さに気付きます。

推奨診療科と医療機関タイプ

泌尿器科

可能性のある病気

過活動膀胱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答

病院に行かないと治りません。自費で受診ください。

推奨診療科と医療機関タイプ

泌尿器科

可能性のある病気

過活動膀胱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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