胸に鈍痛があります
23歳・男性の健康相談
・呼吸時に左胸と胸の中央に鈍痛があります。常時感じる訳ではなく痛みが無い時もあります。体温が上がると痛みを感じやすいです。ゲップをする時に強めに痛みを感じます ・喉が若干痛いです ・37.2くらいの微熱が夕方くらいにでます ↑これら3点が3.4日前から続いています また、 ・2月末に38°台の高熱、強い倦怠感、強い喉の痛み、上半身の発疹が10日程続き、伝染性単核球症と診断されました ・その際、味覚異常(甘さを感じにくい)もあり、正常に戻るまで1ヶ月半ほどかかりました。味覚が感じにくい日と正常の日に波がありました 以上のように、2月末からの不調が治ったと思ったところに、喉や胸の症状がでてきて不安です。 特に胸の鈍痛は新型コロナウイルスとの関連が嫌でも頭に浮かんでしまいます。 これからどう行動すべきでしょうか
相談者が特に気になっている症状
胸が痛いこの相談者が異常を感じている部位
この相談の目的
自宅で安静にしていましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
現時点で考えられる病状は感冒をきっかけとした咽頭炎などの上気道炎や気管支炎が長引いている状態だと思います。 これに加え、緊急事態宣言に伴って皆様の外出自粛が必要となり、閉塞的な日常生活が続くことや、連日のコロナウイルスに関連する報道により精神的ストレスが大きく影響していると個人的には考えます。 相談者様の現在は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。 相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。 現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは最近では宿泊所での待機療養が原則になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、未感染である患者さんの感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科
現時点では濃厚接触がなくても多くが感染経路不明で、特徴的な症状がないために、文面やエピソードからは新型コロナウイルス感染症を完全には否定はできません。新型コロナの疑いでの受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があること」が挙げられます。頂いたエピソードからはこれらには該当しないと思います。高齢者や免疫が弱くなる基礎疾患をお持ちの方はこれよりも早く受診相談が必要です。確定診断のためのPCR法による血液検査についても個々の医療機関のなかで調べられるものでもなく、特定の機関へ送っての検査になるようなのでキャパシティーの限られた現時点ではどなたでも簡便に検査をすることが困難な状況かと思いますが、施設によってはPCRほどの正確性はないものの、短時間である程度の正確性をもって感染の有無を判定できる簡易キットがあるところもあります。またコロナの心配で受診する場合は都道府県ごとに受診する窓口がきまっていまして、「帰国者・接触者外来」がありますので「帰国者・接触者相談センター」にまず電話で問い合わせのうえ受診するようにして下さい。頂いたエピソードからは通常の上気道炎としての咽頭炎や扁桃炎、気管支炎の可能性のほうが高いかと思いますので上記相談センターに問い合わせて受診不要や、待機の指示が出たらお近くの呼吸器内科専門医ないし耳鼻咽喉科専門医を受診するのもよろしいかと思います。
推奨診療科と医療機関タイプ
呼吸器内科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
普段どおりで様子を見ましょう
血液内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科, 呼吸器内科, 消化器内科(胃腸内科)
逆流性食道炎の可能性があります。ゲップはしないようにして、炭酸飲料や飲酒は控えましょう。市販のガスターを内服すれば良いです。 高熱は無く、コロナはあまり考えません。
推奨診療科と医療機関タイプ
救急科可能性のある病気
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