本当に慢性湿疹なのか。このまま薬を塗り続けて良いのか。原因を調べ治療することができないのか。

1歳・子ども(女子)の健康相談

生後3ヶ月頃から首の下に発疹ができ始めた。キンダベートとヒルロイドを処方されたがヒルロイドが合わず赤くなってしまい、リドメックスコーワとプロペトを処方された。薬を塗り続けるも症状が変わらず、少しずつ広がってきたため、生後6ヶ月頃皮膚細検を行い慢性湿疹と言われた。生後10ヶ月頃症状がさらに広がり一日薬を塗らないと発疹の周囲が赤く炎症を起こしたようになり、再度皮膚細検を行ったがまた慢性湿疹と言われた。その後は顔と体にロコイドと発疹が酷い所にはリンデロンを塗るように指示され1歳2ヶ月の今も毎日塗り続けている。薬を塗っていれば赤みは治まるが発疹は無くなっていない。
相談日:2019/04/16

この相談者が感じている症状

全身に発疹がある

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

ロコイド、リンデロンVG

この相談の目的

セカンドオピニオン
子ども(女子)・1歳
身長 80cm・体重 8kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

皮膚科医師からの回答
その他の標榜診療科:アレルギー科

何度か皮膚生検をされているとのことで大変と思いますが、現在の発疹はランゲルハンス組織球症の可能性はないようです(顕微鏡でみればすぐわかりますので)。ただし今後、ぽつぽつと出てくることはあり得ると思いますが。
今回の件ですが生後3ヶ月頃から首の下にできた発疹は、おそらく皮膚のしわにできるあせもの一種と考えます。発汗機能が未熟なので手首や足首などのしわの部分にあせものような発疹ができやすいのです。そして胸や背中は乾燥しやすいといったこともありますので、お風呂の時には乾燥する部分は石鹸を控えめになでるだけにして、汗をかきやすい部分は普通通りあらうなど、工夫が必要です。年齢とともに発汗が成熟し皮膚も変わりますので、現在これを待っている状態かと思います。乳児アトピーであれば今後も繰り返すことはあると思いますがこちらは学会が定める診断基準に従いみていくことになります。
最後に、今の外用薬を続けていって問題ありません。診断は経過を見なければはっきりしたことはわからないのですが、現時点では湿疹としか言いようがないのでしょう。また同じような患者さんで、外用薬の塗布量が単純に足りないために治りが中途半端な方はおりました。

推奨診療科と医療機関タイプ

皮膚科

可能性のある病気

慢性乳児湿疹

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科, 皮膚科

2回も生検をされたのですね。それは大変でした。
まだ皮膚のバリア機能が発達していませんので、少しの刺激で湿疹になってしまいます。
幸い、離乳食などでの食物アレルギーは出ていないようですので、保湿をしっかりされて、リンデロンを塗る量や回数を減らす、炎症が軽くなってきたら、プロトピックなどに少しずつ置き換えをしていくなど、可能と思います。
また、アズノール軟膏は、消炎効果と保湿効果がある医師の処方薬ですので、試しても良いと思います。
入浴は大人と一緒に高めの湯温で温まり過ぎていないですか? 更に、軟膏をしっかり落とすために、丁寧に洗いすぎていないですか?
石鹸はマルセイユ石鹸などの固形のものでサラッと洗う、温まらない、少しベタベタが残っていても、湯上りに、すぐに擦らないように保湿をするなどは、毎日のケアで大変重要です。

推奨診療科と医療機関タイプ

皮膚科

可能性のある病気

慢性湿疹

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特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:小児科, 精神科・神経科, 心療内科, 皮膚科

外用薬の反応からして、アレルギーではなさそうですね。
組織細胞診で慢性湿疹の病名が理解出来ないのですが。
少し気になるのが、ランゲルハンス細胞組織球症の疑いで消失した既往症です。
ランゲルハンス細胞組織球症に皮膚病変があります。
もしかしたら関連があるかも知れません。疑って頂いた医療機関に相談されたらいかがでしょうか。

推奨診療科と医療機関タイプ

小児科 小児皮膚科

可能性のある病気

ランゲルハンス細胞組織球症

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特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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