左上腹部の痛みと薬、食事の関係。通院すべきか。

51歳・女性の健康相談

5日前の金曜日午後に頭痛と背中が痛くて寝て起きたら37.4の熱があり体がだるい。
次の日に近くのクリニックで胸部のCTを撮ってもらい異常なし。カロナールを処方されて、その後2日間36.8〜37.5の熱があり、体もだるい。
昨日薬もなくなるのでもう一度近くのクリニックに行き、血液採取だけしてもらい結果は後日。左上腹部が痛いと言ったが、下痢はしているか尋ねられたがその時点ではしてなかったので、特に問題ないだろう。カロナールを追加してもらい、しばらく安静にするように言われた。
病院から帰ってから、下痢になる。2.3日前から胃が重く腸がゴロゴロしていた。横になって休んでいる時も胃の上部というか左上腹部が度々痛くなる。薬のせいかなとも思ったり、内臓の病気で発熱しているのか心配。今日はそのクリニックは休診。近くの総合病院は紹介所がないとかかれないそう。
今、現時点で薬を止めた方が良いとか食べるのをやめた方が良いとか、すぐにどこか病院に行くべきか教えてください。
もともと人間ドックで慢性胃炎とピロリ菌がいることは指摘されているので、ほぼ毎日この3日間も1日1回大正漢方胃腸薬をのんでいました。昨日はやめました。今どこも病院はかかりつけにも断られてしまい、唯一みてもらえたのがそこだけでした。
普段は健康で滅多に熱は出ません。
よろしくお願いします。
相談日:2020/05/13

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

カロナール、ソラナックス、ルネスタ

この相談の目的

処置、対処法が分からない 大きな病院にいくべきなのか分からない 医療機関を探している
女性・51歳
身長 153cm・体重 58kg
相談時の体温:38℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:2-3日前

この健康相談に対して、4名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

泌尿器科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 腎臓内科, 糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科

【下腹部】ですと、卵巣や、子宮などの婦人科系の疾患が隠されている可能性がありますが、
【上腹部】でよろしいでしょうか。
下痢や便秘などの症状はおありでしょうか。痛みはどんな風な痛みでしょうか。 刺すような感じなのか、重いものでしょうか。
吐き気、胸やけがあり、歩くと響く痛みでしょうか。
実際に拝見しておりませんので、お聞きした内容のみでの判断となりますが、
上腹部が痛いとなりますと、感染症などによる急性胃炎や
慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、急性虫垂炎、胃がんなど、多岐に渡ります。
他にも、
尿路結石を含め腎臓に問題がある可能性、(急性・慢性)膵炎、脾臓に問題がある、場合があります。
他には、右の一番下のあばら骨の裏側の痛みがおありなのでしたら、
胆石による急性胆嚢炎などの可能性もあるかと思われます。
【胆石症】についてですが、胆石の典型的な症状は、食事をした後の右の一番下のあばら骨の裏側の痛みで、
差し込むような鋭い痛みの場合もあるし鈍い痛みの場合もあります。
ぼんやりした痛みの場合もあるし、差し込むような鋭い痛みの場合もあり、多岐に渡ります。
あばら骨の痛み以外にも、みぞおち、背中、肩、腰などに痛みがでることもあり、胆石症であることを見過ごされている事もあります。
症状が多岐に渡りますので、筋肉痛や肩こり、心臓病と間違われて治療を受けている場合もある事はあります。
痛み以外にも、吐き気、食欲低下、だるさなどの他、自覚症状を伴わない肝機能障害などもあります。
今、自覚症状はおありでしょうか。胆石があっても全く症状のない方もおられる場合もありますので、そのへんが厄介な疾患でもあります。
他にも、日常生活にて、コーヒーや香辛料などの刺激のある物を大量に摂取してしまった、大きなストレスがあるなども可能性として考えられます。
真面目な方程、我慢を重ねられますので、意外と、ストレス性のものであることも多いです。
やはり、消化器内科の専門医にきちんと診てもらわれたほうがいいかと思います。
その際、何時から痛むかや、痛みの種類などをきちんとお伝えになってください。
そして、血液検査やお腹のエコー検査胃カメラなどを受けられてもいいかと思われます。
受診までですが、飲酒、刺激のある食べ物、脂肪分の多い食べ物など、は少し控え、腹部をあたたかくし、温かい飲み物で内部からも温め、
消化の良い食べ物に変えられたほうがいいかもしれません。
ストレスもよくありませんし、一度に沢山食べずに、食べる量を腹八分目にする事で、
胃酸の逆流の症状も少しおさえられるかと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

消化器内科

可能性のある病気

腹痛症

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

自宅で安静にしていましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:消化器内科(胃腸内科)

微熱と下痢などでお困りですね。頭痛と微熱の経過でしたが、胸部CTなどに問題は無かったようで、とりあえずは一安心ですね。ただ、風邪で始まったような経過から、胃腸風邪にでもなってしまったようで、もともと慢性胃炎などで、弱いお腹に少々負担がかかって来てしまったような経過とも思えます。あいにくと、再受診後の症状変化で、採血結果も不明の状態で、受診先も見つけられないとなれば、ご心配もごもっともだと思います。
ただ、さすがに新型コロナウイルス感染症のような呼吸器系の病状とも異なるようですし、高熱で、嘔吐、下痢で食事も全く受け付けないほどのご状態でも無いので、市販の整腸剤などを服用しながら、自宅静養しても大丈夫かも知れないとも思えます。体調の変化に十分に注意しながら、食事はお粥などの消化吸収の良いものを心掛けて、すいぶんは経口補水液のOS-1などを、お猪口のイメージで少しずつ飲むようにすると、胃腸への負担も少なく、点滴の代わりの効果が見込めます。
カロナールは安全性の高い薬剤で、服用は問題無いように思えますが、そもそも発熱も37℃台で高熱でもありませんし、ご心配であれば休薬しても良いのではないかと思います。明日まで自宅静養して、必要に応じて再受診をお考え頂くことを、私からのアドバイスとさせて頂きますね。
お大事にどうぞ。早く良くなりますように。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 消化器内科

可能性のある病気

胃腸炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 消化器外科(胃腸外科), こう門外科

この情報だけでは判断しかねますが、感冒からの腸炎を疑います。熱の程度から、細菌性腸炎などの可能性は低く、感冒からのウイルスによる一時的な腸炎かと思います。一日10回以上の水様便で、嘔吐も伴っているとノロウイルスなどの可能性もありますが、文面内容からは、このままもう少し様子を見ても良いでしょう。市販の整腸剤程度で様子を見ても良いです。悪いものは早く出すという考えから、基本的に下痢止めは使いません。ちなみに、新型コロナの可能性については、症状があるものからないものまであるので、完全には否定できないのが現状です。また、的確症状(咳や息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱、軽い風邪症状が4日以上、インフルエンザなどの他の疾患が否定的、入院が必要な肺炎、など)があれば、保健所を通して専門外来に受診し、医師の判断でPCR検査をするというのが現状です。それ以外の場合は、疑い例も含めて先ずは近くの医療機関に受診することになっています。いずれにしても受診の必要性は、日常生活に支障が出るかどうかで判断してよいですが、改善しなかったり悪化するようでしたら、先ずは近くの内科に受診をお勧めします。また、現在新型コロナの影響でオンライン診察が可能になっているので、受診する前に医療機関に電話で問い合わせても良いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 消化器内科

可能性のある病気

腸炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

4件目の回答

自宅で安静にしていましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:腎臓内科, 消化器内科(胃腸内科)

御記載の内容からは、急性上気道炎ならびに感冒性胃腸炎と考えます。整腸剤、胃薬等で経過を観ても良いと思います。食べたり、飲んだりが出来ない訳では無さそうですので、急いで受診する必要は無いでしょう。カロナールは服用しても問題ないでしょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

感冒性胃腸炎 急性上気道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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