左胸の奥が刺されるように痛みます。

25歳・女性の健康相談

ここ一週間ほど、左胸の奥のほうが刺されるように痛みます。
息を大きく吸うと痛みが強くなります。
時間経過とともに痛みが右胸にうつることもあります。
日中では、嫌な仕事をしているときには痛みが強くなり、それが終わったあとは気づいたら痛みが消えているくらいですので、ストレスかな…?と思っていました。
ですが、夜にかけて痛みが強くなることが続いています。
入浴後や飲酒後に痛みが強いような気がしています。
今は新型コロナウイルスでも胸痛があるといったお話を聞いたので、不安です…。

この件で内科にご相談させていただいて、肋間神経痛では、と診断していただき、
アセトアミノフェンを処方していただいておりますので、
心配しすぎず、しばらくこれで様子を見たほうがよろしいのでしょうか。
相談日:2020/04/10

相談者が特に気になっている症状

呼吸が苦しい 胸が痛い

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

アセトアミノフェン錠200mg

この相談の目的

受診の必要性が分からない 受診すべき診療科目が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない 0
女性・25歳
身長 149cm・体重 45kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

放射線科医師からの回答
その他の標榜診療科:消化器内科(胃腸内科)

「刺されるような痛み」という表現から考えると、神経に由来する痛みの可能性が考えやすいのではないかと思います。その他、筋肉に由来する痛みの可能性、骨に由来する痛みの可能性などを考えます。
具体的には、肋間神経痛や帯状疱疹(たいじょうほうしん)の可能性があるのではないかと思います。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)という病気は、多くの場合身体の左右どちらか一方に、ピリピリと何かに刺されたような痛みがでる病気です。この痛みに続いて、赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状(おびじょう)にあらわれる病気です。この帯状に水ぶくれができるという症状に由来して、「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」という名前がつけられています。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、身体の中に潜(ひそ)んでいるヘルペスウイルスの一種、水痘(すいとう)・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスが原因となって起こります。水疱瘡(みずぼうそう)にかかったことのある人であれば、誰でも帯状疱疹(たいじょうほうしん)になる可能性があるということになります。
今後もし、湿疹が出てくるとしたら、帯状疱疹(たいじょうほうしん)の可能性があると思います。その場合は、皮膚科を受診してみるといいのではないかと思います。
今のところは、内科で診断されたように肋間神経痛の可能性があると思います。もらった薬でしばらく様子をみてはどうでしょうか。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 整形外科

可能性のある病気

肋間神経痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

形成外科医師からの回答

まず、打撲をした、あるいは咳を強くたくさんしたことがあったりするのか、といったことが一つ大事になるでしょう。ゴルフやテニスなどで強く体をひねったなどでも外傷が生じることはありますね。それらがあった場合は、肋間筋の損傷や、肋骨の疲労骨折などの可能性が高くなるでしょう。この場合でも呼吸の苦しさなどが強くないのであれば基本的には安静と痛み止めの内服などでの治療が優先されます。整形外科受診して、コルセットの着用を行って胸部の安静を補助するというのも良いかもしれませんので症状が強いときには検討してみてください。その他、息苦しいのがメインであれば、自然気胸などと言った可能性もあるでしょう。この場合は潰れてしまった肺をふくらませるために、胸にチューブを挿入して吸引すると言ったことが必要となるはずですので、レントゲン撮影などでの診断含めて呼吸器内科や、呼吸器外科を受診していただきますようお願いいたします。
その他動悸がする、胸が締め付けられるように痛いなどである場合は虚血性心疾患は否定が必要です。循環器内科で心電図検査や採血などをしていただきましょう。
ご記載の様に、肋間神経痛という可能性のほうが高いと思いますので、増悪傾向がないならしばらく様子見でも良いでしょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

整形外科 循環器内科

可能性のある病気

肋間神経痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

神経内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科

やはり肋間神経痛で良いと思いますよ。症状からは良くある症状です。
神経痛はズキズキ(ズキンズキン)する痛み方だったり、針で刺されるような痛み、電気が流されるような痛み、という表現をすることもあります。また痛みの持続時間自体は数秒から数十秒程度とごく短時間で、この痛み発作をくり返すことが特徴です。痛みと痛みの間にはまったく無症状になることもありますし、多少の重だるさくらいが残ることもあります。
部位からすると肋間神経痛というタイプの痛みではないかと思います。
頻繁でなければとりあえずは様子を見れば、自然に頻度が減って改善することも十分に期待できると思います。ですが今後もどんどん頻繁に痛みが出現するようになったり、範囲が拡がったりするようであれば、一度近所の整形外科クリニックを受診すると良いですよ。現状、緊急性はないので明朝まで様子を見るのは構いません。
治療としては一般の鎮痛薬を使用することが多いですが、神経痛には多少効果が乏しいこともあるので神経痛治療薬(リリカやサインバルタ、タリージェなど)を使用することもあります。また神経痛の回復を促す目的でビタミン製剤(ビタミンB12)を併用することもあります。

推奨診療科と医療機関タイプ

整形外科

可能性のある病気

肋間神経痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
 通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
 なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。