急性扁桃炎による胃部不快感、微熱、皮膚疾患

26歳・女性の健康相談

以下概要です。
6日月曜日の昼間に37.9度の熱、9日まで市販薬を服用して様子を見るが治らず、10日金曜日の午後内科受診し、急性扁桃炎と診断、処方された薬を服用する。11日から気持ち悪くなり、胃部不快感あり食欲不振、周りの臭いに敏感になる、妊娠はしていない。また、右手左手のひらに湿疹現れる。13日月曜日他医療機関の内科と皮膚科受診し、気持ち悪さを取るための胃薬処方され、食欲不振のため点滴、また皮膚科では多形滲出性紅班症と診断され塗り薬でる。14日火曜日気持ち悪さと悪寒あり、仕事に行けないため大きな総合病院に行こうとするも、紹介状がないと受診できないとのことで10日に受診した病院にて再受診したのちに紹介状書いてもらう。しかし、総合病院の予約が再来週でないととれないとのことで、急性扁桃炎で微熱や気持ち悪さが続いていることもあり、他ですぐ診てもらった方が良いと言われ、今に至る。
決められたかかりつけ病院を決めておらず、その日によって受診する病院は変えない方がいいのでしょうか?
また、急性扁桃炎によって気持ち悪さや、微熱が続くような症状は起きることがあるのでしょうか?食欲不振で周りの臭いも不快に感じてしまうのと、だるさがあり、仕事に行けず困っています。
消化器科など胃腸の検査をしたほうがいいのでしょうか?
返答よろしくお願いします。
相談日:2019/05/14

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

レボフロキサシン ドンペリドン レバミピド オロパタジン塩酸塩錠 ファモチジン

この相談の目的

大きな病院にいくべきなのか分からない
女性・26歳
身長 165cm・体重 52kg
相談時の体温:37℃
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:消化器内科(胃腸内科)

はじめまして。担当回答者が不在で遅れてご相談が届きました。回答が遅れて済みません。すでに医療機関受診後かも知れませんが、一応お答えします。
たくさん良い薬を服用されているのに、ご病状がこじれてしまったようですね。そもそもの急性扁桃腺炎ですが、溶連菌感染などとは言われませんでしたか?多形滲出性紅斑は、細菌感染や薬剤への免疫反応などで二次的に生じてしまったようですが、それ自体が皮膚炎以外に倦怠感や微熱なども伴いますので、急性扁桃腺炎に始まった病状にさらに追い打ちをかけて体調が悪化して、いよいよ胃腸にも負担がかかったような状態が疑われます。まだ、喉の症状も取り切れていないようですし、現在のご病状にはそもそもの急性扁桃腺炎と多形滲出性紅斑の両方が関与しているものと思われます。かかりつけの病院ではなくとも、早期に診てもらえる医療機関を受診して、診察や採血検査などを受けて全身状態を確認してもらい、必要に応じて点滴加療などを受けつつ、胃腸の検査も考慮されてやむを得ない状態に思えます。早期の医療機関受診をお勧め致します。
お大事にどうぞ。早く良くなりますように。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 消化器内科

可能性のある病気

急性扁桃炎 多形滲出性紅斑

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答

 どのような薬でも有害事象(いわゆる「副作用」)が出現する可能性があり、変調を疑った時は内服薬をすべて中止するのも一法です。内服中の薬剤で消化器症状をもたらすものはレボフロキサシン(ニューキノロン系抗菌薬)とオロパタジン(抗ヒスタミン薬)で、それぞれ扁桃炎、紅斑に対して処方されているものの、胃や十二指腸などの消化管と肝臓に対する影響が問題となります。発熱や咽頭痛が改善傾向であればレボフロキサシンはいったん中止するか他剤に変更し、オロパタジンは中止するという方針でいかがでしょうか。オロパタジン内服の原因である紅斑はレボフロキサシンの影響も否定できず、紅斑が広がっていなければレボフロキサシン中止で経過を見るという方針が一般的です。ただし、高熱や咽頭痛が持続して紅斑も拡大傾向であれば別の対応が必要であり、医師による身体診察と現状評価が必要となります。
 一般的には何らかの疾患で治療を継続している状態でなければ「かかりつけ医」を決めないことが多いと思いますが、何でも相談できる医師を決めておくことは必要ですね。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

急性扁桃炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
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