アスペルガーかもしれないと周りにも言われる。
22歳・女性の健康相談
私は人と合わせるのがとても苦手です。もともとの性格だと思っていました。また、他の人と同じように行動するのが苦手で、いつも変わっていると周りには言われ、会社ではもう少し大人しくして欲しいと注意を受けました。自分のルールがすごく強く、親しい友人が予想してない行動や発言をすると強い怒りを感じてしまい、感情のコントロールが出来ません。具体的には、喧嘩をしたことで物に八つ当たりし、自分より弱い動物に手を出してしまいました。動物に直接手を挙げるのは数回今までもありました。手を挙げた瞬間は自分でコントロールが利きません。しかし、終わった後に本当に後悔して、普段であれば絶対にダメだとわかっているのにそういう時にしてしまいます。病気なのか性格なのかわからないですが、自分以外の誰かに少し手助けをして欲しいとおもっております。
この相談者が感じている症状
この相談者が服用している薬
低用量ピル(フォボワール)
この相談の目的
最寄りの医療機関を受診しましょう
精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科
たしかに、こだわりのある行動や習慣化した行動を阻害されたときに、強い不安と興奮を生ずる自閉症性パニックに似た行動が認められますね。 発達障害には、ADHDと自閉症スペクトラム(アスペルガーを含む)があります。 ADHDは、軽い意識障害があって、注意力や抑制能力が低下することが基本病態です。 仕事の優先順がつけられない、部屋の整理ができない、約束をすっぽかすなどの行動が特徴です。 もう一つ、自閉症スペクトラムという障害がありますが、他人の存在を認識できない、あるいは認識しない、というのが基本特徴です。 具体的には、対人的配慮が足りない行動が目立ちます。 いずれも、成人後に発症することはなく、関連の障害が学童期から確認されます。 ADHDであれば、通知表の行動の記録に、「忘れ物が多い、おちつきがない」などと記載され、自閉症であれば、「友人が少ない、一人遊びが多い」などと記載されます。 それがないようであれば、発達障害は懐疑的です。 いかがですか。 当てはまるようであれば、心療内科、精神科に相談されてはどうでしょう。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
精神科・神経科医師からの回答
発達障害は特性や個性なので、他の人ができることが困難であったり逆に他の人が苦手なことがあなたにとっては得意なことであったりします。得意なことをより得意にする、苦手なことは練習や考え方の訓練によって慣れたり適応的に行動したりできるようになります。 発達障害の専門外来がある大学病院やクリニックを受診されることをおすすめします。心理検査や問診など診察を受けられ、カウンセリングも受けられてください。 市役所や保健所の心の相談窓口などもご利用下さい。紹介してもらえると思います
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
精神科・神経科医師からの回答
元来の性格・発達に由来する適応障害に対しては、一度、診断能力の確かな精神科(=大人の発達障害の専門)を受診して、正しい診断と対処方法を熟知することは、貴方の人生にとって、有益と思われます。なお、最寄の精神科医療機関の場所は、ネット(例:精神科専門医)で調べるか、役所・保健所・精神保健福祉センター・児童相談所・発達障害支援センター等に、お問い合わせください。
推奨診療科と医療機関タイプ
精神科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
この相談と関連する他の症状
病院なびで医療機関を探す
医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。