生理が順調でも鬱ってあるんですか?

26歳・女性の健康相談

高校生の時アームカットをしていました。ここ5、6年はしていませんでした。いつからかわかりませんが、ストレスで手が痒くてぶつぶつが出るようになっていました。でもストレスが減ったらなのか、暫くすると消えました。
最近それは無くなってきたのですが、自称行為で太ももをカッターで切っていました。最初は右太ももだけだったのですが、人の目につくかもしれない範囲までになってきたので、左太ももも切りました。でも、以前やった時みたいに生きてるという実感が得られないんです。
その実感が得られないのに切るのがめんどくさくなり、
毎日死ぬ方法を調べています。テレビも何も楽しいと思えないんです。笑うことにも疲れました。
けれど、外では毎日笑っていないとと思って頑張れるんです。ただ、人と話すのが億劫。Lineするのもめんどくさい。全てが嫌になりました。
たまに記憶があやふやで怖くなります。
けれど、生理は問題なく順調なのでストレスが問題ではないのか全くわからないです。
相談日:2019/06/20

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

受診の必要性が分からない
女性・26歳
身長 167cm・体重 86kg
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

生理と関連のある抑うつ症状は、月経前症候群のPMS、その重症例のPMDDです。
むしろ、それ以外のストレスあるいは葛藤に由来するうつのほうが圧倒的に多いとされます。

おそらく、傷つきやすいパーソナリティーが根底にあって、さらにストレスや深層意識の葛藤などが、ストレス因性の抑うつ反応をきたしておられるのでしょう。
うつ状態では、沈静と抑制のセロトニン系と賦活と興奮のノルアドレナリン系神経系の活動が停滞しているとされます。
この両者が微妙に入り混じってうつ状態をもたらします。

現在の状態は前者のタイプで、沈静と抑制のセロトニン系神経系が、もっぱら停滞していると考えられます。
そのために、些細なことに対する不安の増大を抑えきれず、自傷の衝動も抑えられなくなっているのでしょう。

治療の第一選択薬は、セロトニン系に特異的に作用し、不安に強い効果のあるレクサプロ、セルトラリンなどSSRI系抗うつ剤とされています。
それと、その効果を増強し、深層意識にも作用する、エビリファイ、ロナセン、ルーランなど非定型抗精神病薬をごく少量併用されると根治の期待もできます。

苦しいときに、あえて笑って対応するのを、躁的防衛といって、自らの心を少しでも和らげるために生ずる心の防衛反応です。
これもかなりエネルギーを使うので、気力がさらに失われます。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 小児科, 心療内科

自傷行為の繰り返しなどや精神状態からはパーソナリティ障害の可能性が考えられます。これは生理の周期とは関係ないと思います。今後の生活と自分の生き方についてしっかり考えるためには一度心療内科か精神科を受診して相談された方が良いと思います。直ぐには解決するのが難しいと思いますが少なくとも現在の自分の状況を理解できるようになると思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

パーソナリティ障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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