胸か肺のあたりに違和感があります。

30歳・女性の健康相談

数日前から胸のあたりに違和感があります。
息苦しいというほどではないですが、十分に息を吸えていないような感じが一日中続いています。熱はなく、乾いた咳と鼻水、くしゃみが出ます。痰は出ません。
味覚障害や嗅覚障害はないです。

鼻水とくしゃみは、もともとアレルギー性鼻炎なのでそれが原因だと思うのですが、咳と胸の違和感が気になっています。
相談日:2020/04/16

相談者が特に気になっている症状

呼吸が苦しい

この相談者が服用している薬

コンサータ

この相談の目的

原因が分からない
女性・30歳
身長 160cm・体重 47kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:2-3日前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で疑われる病名は感冒に伴う鼻炎と気管支炎だと思います。
原因ははっきりしないのですが、明らかな発熱がないとのことですので、今しばらくはご自宅用で十分な栄養と睡眠をおとりになると良いでしょう。
もちろん高い発熱や呼吸困難症状が出現すれば直ぐに医療機関への受診が必要です。

相談者様が心配な気持ちもよく分かりますが、今すぐに医療機関に受診されることで逆にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。ですのでこれを避けるためにも、できれば自宅療養頂くことをお勧めいたします。
もちろん現時点で相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。
自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省のwebをご確認下さい。

繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。
どうしても医療機関を受診しなければならない場合は手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 感染症内科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし

2件目の回答

自宅で安静にしていましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

いただいた内容の症状から判断すると、急性上気道炎の症状と考えても矛盾しないように思います。ご心配なら、呼吸器内科を標榜している内科クリニックを受診して、よく診てもらうことをおすすめします。嗅覚障害や味覚障害について言及されているのは、新型コロナウィルス感染症についてのことでしょうか。新型コロナウィルス感染症については、連日さまざまな報道がなされていて、また東京都や大阪府、その近郊府県では、緊急事態宣言が発令されたこともあり、さぞご心配なこととお察しいたします。いただいた内容の症状からは、新型コロナウィルス感染症を強く疑うものではありません。ただし、一般的な急性上気道炎の症状(今回いただいたような内容の症状もふくめて)と、新型コロナウィルス感染症の鑑別は困難です。ここ最近はクリニックにおいても、新型コロナウィルス感染症について、院内感染を防ぐことに細心の注意を払っています。そのため発熱している患者さんの受診についてかなりナーバスになっているところもあると聞いています。ですので基本的には自宅安静でよいかとも思いますし、受診されるなら、受診前にいちど症状を電話でお伝えになることをおすすめします。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

若いかたなので、胸膜炎、気胸、喘息、気管支炎、肋骨骨折、肋間神経痛、不整脈、心臓神経症、特発性胸痛などを考えます。この中で心臓神経症や特発性胸痛は聞きなれないと思いますので補足しますと、不安が背景にある場合や、特に原因がなくても生じる胸部症状で実際に心臓や胸に病気があるわけではないもののを指します。念のため循環器内科専門医と呼吸器内科専門医を受診して心電図やレントゲンなど一通りの診察をうけて確認しておくことが大切です。心臓・肺に異常が無かった場合は、骨や筋肉や神経からの痛みの鑑別に整形外科専門医への受診をするとよいかと思います。ストレスや緊張が背景にある場合は少量の抗不安薬や、もし動悸があるようなら少量の心拍数を抑えるお薬が有効なことがありますので、上記診療科の診察で問題がなかった場合は心療内科か精神科専門医への受診を考慮するとよいかと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 心療内科 循環器内科

可能性のある病気

心臓血管神経症

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし
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