咳が出て胸部に圧迫されるような痛みがあります。
26歳・女性の健康相談
2日前辺りから、起き抜けに咳が出始めました。 風邪の際に喉がゼェゼェ(ひゅーひゅー)する時の感覚があり、喉に違和感もあり咳が少し続いています。呼吸の際音が出ることはありません。 また、昨夜から胸部に痛みを伴い始めました。圧迫感のある痛み、何かが詰まっているような違和感があります。極端に呼吸が苦しくなることはありません。 咳喘息で数度内科にかかり、吸引の薬を出されたことがあります。 ただの風邪か、早めに受診をすべきか悩んでいます。
相談者が特に気になっている症状
胸が痛いこの相談者が異常を感じている部位
この相談の目的
自宅で安静にしていましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
現時点で考えられる病状は風邪などの感冒に伴う喘息性の気管支炎だと思います。 症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあると考えます。 相談者様は37.5度以上の発熱が発生しておりますが、肺炎を疑う症状はないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。 おそらくは濃厚接触者の方にコロナウイルス感染確定の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。 相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。 現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。
推奨診療科と医療機関タイプ
呼吸器内科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
耳鼻いんこう科医師からの回答
いただいた内容の症状から考えると、気管支喘息や急性気管支炎などの、気管支の中がやや狭くなっている状態の可能性があるかと思います。症状がつらいなら、呼吸器内科医師の出動している救急の医療機関を受診して、よく診てもらうことをおすすめします。緊急性がないなら、明日の午前中に呼吸器内科を標榜している内科クリニックを受診して、よく診てもらうことをおすすめします。 新型コロナウィルス感染症については、連日テレビやインターネットニュース、新聞を含めて、さまざまな報道がなされています。また東京都や大阪府、その近郊府県に発令された緊急事態宣言は、先日日本全国にひろがって発令されました。外出禁止や休業要請なども多く日常の生活が制限されていることもあり、さぞご心配なこととお察しいたします。いただいた内容の症状からは、新型コロナウィルス感染症を強く疑うものではありません。しかし、新型コロナウィルス感染症には、特徴的な症状があまりなく、気管支炎などとの鑑別は困難とされています。最近は、クリニックや病院を含む多くの医療機関で、新型コロナウィルス感染症に対する院内感染に細心の注意を払っています。そのため、咳や微熱などの症状を含む、気管支炎の症状がある患者さんの受診について、とてもナーバスになっている医療機関もあると聞いています。ですので、お目当ての医療機関がありましたら、事前に電話で連絡をいれて、受診について相談しておくとスムーズかと思います。
推奨診療科と医療機関タイプ
呼吸器内科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科
上気道炎(風邪のことです)の後に気道過敏を起こしていることによる感染後咳嗽や、他にはマイコプラズマや百日咳など咳の強いタイプの呼吸器感染症の可能性と、喘息、またこのまま咳だけが数か月に渡って残るようだと咳喘息やアトピー咳嗽などの慢性咳嗽の可能性があります。咳はとても専門性の高い領域のため内科のなかでも「呼吸器内科専門医」の資格をもった医師を受診することが最も大切ですので病院のホームページなど医師の専門医資格を確認してから受診することをお勧めします。呼吸器内科専門医の適切な診断と内服薬の処方、状態によっては吸入薬を使用することで症状の改善が期待できると思います。受診まではマスク、部屋の加湿、のど飴(薬局で購入できるトローチもお勧めです)などで、喉と気道の保護をすると良いと思います。 新型コロナウイルス感染症の蔓延により、病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。ただ、それよりも今の症状からは受診するメリットのほうが大きいと思いますので、手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒などを徹底のうえ受診されたほうがよいかと思います。
推奨診療科と医療機関タイプ
呼吸器内科可能性のある病気
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自宅で安静にしていましょう
耳鼻いんこう科医師からの回答
ご相談ありがとうございます。のどの症状やむねの症状からは気管支炎をうたがいます。まずは様子をみて、いつまでも症状がつづくようなら、内科や呼吸器内科で診察をうけたほうがよいとおもいます。お大事になさってください。
可能性のある病気
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