微熱と倦怠感が続いております
50歳・女性の健康相談
10日ほど前より、倦怠感と頭痛があり、普段35.7度位の体温が36.7度にまで上がったり下がったりしております。(平均36.4度位、就寝前後は35.4〜35.8度位です。) 喉痛みは少し有り、咳はたまに出るくらいです。動いたり、寝て起きた時ドキドキと脈を強く感じる時もあります。頭痛薬や風邪薬を飲むと一時的に良好になりますが一週間以上続く為、コロナ感染かと不安です。 現在は自宅療養しており病院へは行ってません。コロナは37.5度以上でないと検査出来ないとのことで、どうすれば良いのか、専門家の方のご意見をお伺いしたいです。
相談日:2020/04/08
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この相談者が異常を感じている部位
この相談の目的
受診の必要性が分からない
どんな病気なのか分からない
処置、対処法が分からない
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女性・50歳
身長 157cm・体重 69kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前
この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答
自宅で安静にしていましょう
内科医師からの回答
ご質問ありがとうございます。ご相談内容、拝見いたしました。 おからだがご不調の様子、ご心配のことでしょう。記載いただいた情報で考える限り、風邪が疑われます。 風邪はウィルス感染症であり、特効薬と呼べるレベルの治療薬はありません(風邪薬も市販のものと病院処方のもので効果に大差ありませんし、風邪薬を早く飲んだからといって治りが早くなるということも科学的には立証されていません)で、現実的には時間が薬というところです。それでも、一般的な「風邪」で薬物治療をするとすれば、高熱で辛ければ解熱剤、咳が止まらなくて辛ければ咳止め、などの「症状」を抑える対症療法しかありません。十分な栄養と水分補給、静養により自己免疫力を高めて治すのが一番です。 抗生剤も無効ですが、上記のような解熱鎮痛剤などの治療薬(市販もされています)をご希望でしたら、お近くの内科を受診されてもいいですが、医療機関でコロナウィルスをうつされるリスクもありますので、自宅で安静が無難だと思います。受診されるなら必ず事前で電話をしてから受診ください。なお、抗生剤は使えば使うほど効かなくなります(耐性菌ができてしまいます)。抗生剤は本来、細菌感染症に限って使用すべきものですが、風邪やインフルエンザなどウィルス感染症でも処方されることが少なくありません。抗生剤を濫用すると耐性菌が出来てしまって、肝心な時に薬が効かない状況になりかねません。あるいは、細菌感染症であっても効果の乏しい抗生剤を悪気なく、処方してしまう医師もいます。この場合も、やはり、耐性菌を生むことになってしまいます。耐性菌は家庭内を含めて、ヒトからヒトに伝播するので、社会的な問題にもなっております。特に、抵抗力の弱い、子供さんやお年寄りには由々しき問題です。そういった方で耐性菌による感染症が生じてしまうと、菌を叩く抗生剤が無いという状況にもなりかねません。 安易に抗生剤を処方する医師への受診は避けることをお勧めします。 なお、コロナウィルス感染症は一般の風邪症状を呈することもあり、今回、完全に否定するは出来ませんが、現時点では検査も簡単には出来ない状況であり、診断自体が難しいところです。もっとも、治療法が確立されている訳でもなく、風邪症状に留まっているのであれば、自然治癒を待つしかないことのが現状かと存じます。もしも、息苦しいなど肺炎を疑う症状があれば、帰国者・接触者相談センターにご相談の上で、受診先を案内してもらいましょう。ただし、相談センターも人手が限られておりますので、重症でなければ、2週間は自宅でひととの接触を避けましょう。 なお、身長と体重に基づいたBMIの数値で機械的に判断すると、肥満もしくはそれに準じる状態にあられるようです(ただし、筋肉質でいっらしゃることでのBMI上昇なら肥満には該当しません)。 肥満があると、今回の症状で投薬を受ける場合、薬効が出難くなる可能性があります。また、肥満は、生活習慣病(高血圧、糖尿病、痛風、高コレステロール血症など)や脳卒中、心筋梗塞に限らず、癌の危険因子でもあります。 がん検診の対象年齢でおられるならばお住いの自治体の案内に従って毎年、がん検診を受けてください。ちなみに、女性の場合は40歳以上で乳がんの、20歳以上で子宮頸がんのがん検診が推奨されています。 体調が落ち着いたらぜひともダイエットも頑張りましょう。食べ物に関しては、特定のものを我慢するよりも、シンプルに野菜を多く摂取される「だけ」を意識されると、相対的に自然に炭水化物や肉類の摂取が減ってよろしいかと思います。 自力でのダイエットが難しいようでしたら、肥満外来を受診されてもいいでしょう。もしくは、漢方専門医を受診し、漢方薬の手を借りてもいいでしょう。漢方薬の中に、ダイエット効果のあるものがいくつかございます。但し、体質に合わせて選ばないと、効果が出にくいため、専門医の診察を受けた上で、漢方薬を選んでもらった方がよろしいでしょう。
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推奨診療科と医療機関タイプ
感染症内科可能性のある病気
頭痛
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
特に気をつけること: https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/111700006/061400008/?ST=m_medical
2件目の回答
普段どおりで様子を見ましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科, 皮膚科
発熱や症状を心配されて、頭痛薬や総合感冒薬を内服すると、一時的な症状緩和効果だけで、自己の免疫機能の回復には、メリットがありませんので、37度台の前半であれば、安静休養にされて様子を見られたほうがよいと思います。 37.5度以上の発熱が継続して、強い倦怠感、頭痛、嗅覚や味覚の異常などの新型コロナウイルス感染症の感染の可能性がある症状が生じれば、厚労省の設置した帰国者・接触者相談センターに電話されて、検査を受けられるとよいと思います。 検査体制は、医師の判断で、保健所を介さなくても、検査が可能になっていると思います。
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可能性のある病気
感冒
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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