頭痛、息苦しさ、胃が重たい感じががあります。

30歳・男性の健康相談

4/28夕方くらいから息苦しさがあった。仕事は22時まで行った。
4/29起きてから軽い頭痛、昼食後から胃が重たく夜頃には若干の吐き気感じがした。市販の頭痛薬や胃薬を飲んだが治らなかった。息苦しさも変わらず。
4/30朝軽い頭痛、息苦しさも若干あり。胃も昨日ほどではないが軽い違和感あり。吐き気はない。
熱は基本的に35.5℃前後。
相談日:2020/04/30

相談者が感じているその他の症状

新型コロナウイルス(新型肺炎)

この相談者が服用している薬

イリボー、チアトン(過敏性腸症候群)、アニュイティ(喘息)

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない
男性・30歳
身長 177cm・体重 75kg
相談時の体温:36℃
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:2-3日前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状はとしては風邪などの感冒に伴う頭痛と胃腸炎だと思います。症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もかなりあると考えます。
相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 感染症内科

可能性のある病気

胃腸炎 頭痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

頂いたエピソードからは逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、機能性ディスペプシアなどを考えます。機能性ディスペプシアは聞きなれないと思いますので補足します。機能性ディスペプシアとは、症状の原因となる器質的、全身性、代謝性疾患がないのにもかかわらず、慢性的に心窩部痛や胃もたれなどの心窩部を中心とする腹部症状を呈する疾患をさします。治療薬として消化管運動機能改善薬と酸分泌抑制薬が第一選択薬として推奨され、抗不安薬や抗うつ薬、漢方薬がその次に推奨されています。アコファイドという薬が機能性ディスペプシアに対して適応を持っており処方が可能です。ただし、いずれの薬剤もその効果には個人差があり、服用した患者さんの半数ぐらいにしか効果があらわれないといわれていますが試す価値は十分にあると思います。いずれにしても消化器内科専門医を受診のうえ、胃カメラを含めて適切な診断と処置、処方を受けることをお勧めします。新型コロナウイルス感染症の蔓延により、病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。ただ、それよりも今の症状からは受診するメリットのほうが大きいと思いますので、手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒などを徹底のうえ受診されたほうがよいかと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

消化器内科

可能性のある病気

胃炎 心窩部痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

血液内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科, 呼吸器内科, 消化器内科(胃腸内科)

胃炎のようです。日本中コロナで不安が強く、胃炎も頻発しています。市販のガスターを内服し、連休はリフレッシュしてください。

推奨診療科と医療機関タイプ

消化器内科

可能性のある病気

胃炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

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