扁桃炎と頭痛で全くねれない

24歳・男性の健康相談

2-3日前から扁桃腺が腫れていて38度以上の高熱が出たため、昨日帯広の病院に受診しました。
昨日の時点では扁桃炎と診断され、薬も処方してもらいましたが、あまり効果がなく昨日なら全く夜間ねれていません。今日に関しては日中は少し眠れました。
日中より夜間の方が症状が強く、現在は頭痛もひどく睡眠障害をきたしています。
今すぐ救急に行った方がいいのか、明日まで我慢した方がいいのかご意見をいただきたいです。
相談日:2020/05/16

相談者が特に気になっている症状

急激な頭痛・頭重 耳が痛い 喉が痛い

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

ロキソニン、レパミヒド、アモキシシリン、トラネキサム酸

この相談の目的

受診の必要性が分からない セカンドオピニオン どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 医療機関を探している
男性・24歳
身長 178cm・体重 78kg
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:2-3日前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点での診断はやはり扁桃炎と発熱に伴う頭痛です。扁桃炎は長引くと治癒までに1?2週間を要します。
緊急事態宣言に伴って外出自粛が必要となり、閉塞的な日常生活が続くことや、連日のコロナウイルスに関連する報道により精神的ストレスが大きいためかなりお辛いことと存じます。

コロナウイルス感染に関して相談者様は、厚生労働省が設定した新しい受診の目安である「息苦しさ、強いだるさ、高熱などの強い症状のいずれかがある」「高齢者や基礎疾患がある人で、発熱やせきなどの比較的軽い風邪症状がある」「比較的軽い風邪が続く」などの3項目に該当しないようであれば、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。濃厚接触者の方にコロナウイルス感染確定の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。

ご相談の原因となった相談者様の症状が改善しないようであれば、医療機関への受診はやむを得ないと思います。但し相談者様が感染していない場合、医療機関を受診されることでコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことも一つの選択肢です。

また現時点で相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。過去のニュースでは発熱がなく、味覚や嗅覚障害の症状だけで感染が発見される報告もありました。相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは最近では宿泊所での待機療養を原則としているようです。
自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
相談者様におかれましては、医療機関を受診される際にはコロナウイルス感染拡大防止のためにも手洗いやマスクなど、出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

急性扁桃炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

急性咽頭炎ないし扁桃炎を疑います。ひどい場合は急性期といって病気の始まりは大変強い咽頭痛と嚥下痛を伴い苦痛かと思います。炎症が鎮静化するに伴って痛みは軽快して来ますが、炎症が強いために5-7日と比較的長い期間を要します。また喉に膿がついているようなケースでは抗生剤が必要になりますが細菌性よりもウイルス性のほうが多いため抗生剤は使われないこともあります。のどの痛みが強い場合は受診までは市販のものではロキソニンを利用しても良く、鎮痛効果は高いですが炎症の強い期間は効果が弱く感じます。トローチやのど飴、マスクをしての喉の加湿をすることも有効です。高熱を伴うときは十分な尿量がでるくらいに水分摂取を多めに摂って下さい。本日土曜日午前中にでも、お早目に耳鼻咽喉科専門医のクリニックを受診して適切な診断と処方を受けることをお勧めします。新型コロナウイルス感染症の蔓延により、病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。ただ、それよりも今の症状からは受診するメリットのほうが大きいと思いますので、手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒などを徹底のうえ受診されたほうがよいかと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

扁桃炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

自宅で安静にしていましょう

脳神経外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 耳鼻いんこう科

扁桃炎を含めた急性上気道炎が疑われます。

新型コロナウイルスを始め多くの急性上気道炎を引き起こすウイルスに関しては特効薬がありません。(インフルエンザウイルスに関しては抗インフルエンザウイルス薬がありますが発症してから48時間以内に投与しないとあまり有効性は望めません)
よって、熱には解熱剤、咽頭痛には鎮痛剤、咳には鎮咳薬、痰には去痰薬といったように対処療法で自然治癒を期待するしかありません。

また細菌感染症に対しては抗菌薬の投与が有効な場合がありますが既に処方されております。

既に入手されている薬を内服し経過をみるしかありません。

また、新型コロナウイルスに感染しているかも、という前提で行動されることが大事と思います。万が一罹患していたことがのちに判明したとしても周囲への感染が防げます。マスクの装着、手洗いの励行など十分注意し生活してください。

お大事になさってください。

なお、システム上特定の医療機関を推奨することができません。ご了承ください。



推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

急性上気道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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