皮膚むしり症の疑いがあるのですが、精神科を受診するか悩んでいます。
18歳・女性の健康相談
小学生の時からずっと、指の皮を剥いたり、爪をむしったり、今はだいぶ減りましたが唇の皮を剥いてしまう癖があります。やめたいとずっと思ってきましたがなかなかやめられず、今に至ります。何か対処法がないかとネットで調べていたら、「皮膚むしり症」というのを見つけました。色々読んでみましたが、おそらくこれで間違いないと思います。受診するなら精神科だと書いてありましたが、本当に受診すべきか、また、受診してちゃんと治療してくれるかが気になります。また、自分でもできる対処法などがあれば知りたいです。宜しくお願いします。
相談日:2019/06/16
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この相談の目的
受診の必要性が分からない
処置、対処法が分からない
女性・18歳
身長 151cm・体重 46kg
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前
この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答
最寄りの医療機関を受診しましょう
精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科
病態としては強迫性障害の類縁障害で、抜毛癖などと共通の意味がないと理解しつつ、理性ではとめられない自傷行為です。 何らかの葛藤を伴う不安が深層意識にあり、それに直面することを避けるための回避行動と考えられます。 心理療法的には、行動療法的対応が有効とされます。 一日でも、半日でも、1時間でも、「むしり」をしない時間を延ばしてゆくことです。 飲酒をしない間隔が大きくなればなるほど欲求は少なくなります。 ただし、つまづくと元に戻ってしまいますから、それを繰り返してゆくしかありません。 薬剤的には、不安に強い効果のあるレクサプロ、セルトラリンなどSSRI系抗うつ剤がよいとされています。 それと、その効果を増強し、深層意識にも作用する、エビリファイ、ロナセン、ルーランなど非定型抗精神病薬をごく少量併用されるとさらに効果的です。 思春期・青年期外来のある心療内科、精神科にご相談なさるとよいと思います。
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特に気をつけること:
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2件目の回答
最寄りの医療機関を受診しましょう
精神科・神経科医師からの回答
ご相談、ありがとうございます。強迫行為(ストレス代償的な自傷癖)に対しては、薬物治療に加えて、苦しくても、強迫行為を妨害して辞める努力が必要です。ストレス代償的な要因が強い場合は、ストレスを除去したり、他事を行ったりして、脳が、自傷癖を忘れる年月が必要です。仰せの如く、自傷行為への行動制限(ミトン拘束)や、薬物治療に関しては、心療内科より、精神科の方が、有利と考えられます(強迫性障害に専門性の高い医療機関なら、更に、良いです。)。最寄の精神科医療機関の場所は、ネット(例:精神科専門医)で調べるか、役所・保健所・精神保健福祉センター等に、お問い合わせください。
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推奨診療科と医療機関タイプ
精神科可能性のある病気
強迫性障害
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
3件目の回答
最寄りの医療機関を受診しましょう
外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 小児科, 心療内科
皮膚むしり症はスキンピッキングと言われますが、強迫症的なメンタルの問題を抱えているために日常の行動に皮膚をむしる行動が出てきます。自分で改善したい強い意思があるのであれば、やはり心療内科か精神科を受診して相談された方が良いと思います。
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