1日数回、心臓を軽く握られた痛みを感じます。
37歳・男性の健康相談
1日に数回、心臓を軽く握られたような痛みを感じます。その状態になっても座り込むとかになるわけではなく、普通に歩ける程度です。我慢はできるのですが、気になります。痛みは1-2分くらいでおさまります。 心臓に関する既往歴 ●先天性心室中隔欠損症で、8歳で手術して完治しています ●4年前に不整脈がありそうな感覚があったので一度循環器内科にかかかりました。その時は特に問題なしと診断され、それ以降不整脈の感覚も無くなったので、精神的なのもかと思い、そのままにしております。 今回のような症状は数年前?からあったのですが、頻度が少なく(1週間に1回あるかないか)、そこまで気にして無かったのですが、最近1日5回ほど感じるので、気になっています。狭心症の前触れ?と思ったり。 一度循環器内科に行こうとは思うのですが、急を要しないのであればコロナが落ち着いてからでもいいかと思っています。いかがでしょうか?
相談者が特に気になっている症状
胸が痛い相談者が感じているその他の症状
新型コロナウイルス(新型肺炎)この相談者が異常を感じている部位
この相談者が服用している薬
なし
この相談の目的
自宅で安静にしていましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
現時点で考えられる病状はとしては心室性期外収縮などの不整脈だと思います。これに加え、緊急事態宣言に伴って皆様の外出自粛が必要となり、閉塞的な日常生活が続くことや、連日のコロナウイルスに関連する報道により精神的ストレスが大きく影響し、自律神経失調症に陥っておられる可能性も考えられます。 相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、コロナウイルスに関しても治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。 相談者様が感染していない場合、胸の違和感ですぐに医療機関を受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。 ここからは余談になりますが、現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
泌尿器科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 腎臓内科, 糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科
糖尿病、高血圧などの持病はおありでしょうか。 動悸、息が苦しい、息がきれる、めまいなど、の症状はおありでしょうか。 咳が多いかたですと、肋骨が骨折している可能性もありますが、喘息咳、打撲などの思い当たる事はおありでしょうか。 実際に拝見しておりませんので、お聞きした内容のみでの判断となりますが、 【左胸痛み】となりますと、 胸痛症候群、心臓神経症、乳腺症、肋間神経痛、気胸、狭心症、胸膜炎、肺血栓塞栓症、などの可能性があります。 肋骨に沿っている神経を肋間神経といい、これが痛い場合は、肋骨神経痛で、 激痛が特徴とよく言われますが、痛さも種類があり、急激な痛みからジワジワした痛みなど、多岐に渡ります。 心臓神経症は、ストレスによる影響を大きく受けます。 他は、いわゆるエコノミークラス症候群である肺血栓塞栓症ですと、 冷や汗がでる、息が苦しい、突然の胸の痛み、動悸、などの症状もがるのが特徴です。 まずは、総合内科にてきちんと診てもらわれたほうがいいかと思います。 もし、夜間に痛みが強くなるようでしたら、心筋梗塞などの重大な疾患の可能性もありますので、 インターネットなどでお近くの救急外来をインターネットなどで事前に調べられておいたほうがいいかと思います。 エコノミークラス症候群も、最悪の場合死に至りますので、上に書いた特徴と一致するようでしたら、救急外来にて受診なさってください。 あと、 5分ほどの、安静時心電図ですと、計測時間が短いので、症状が出ておられる際に、検査が出来ていない事もありますので、 出来るならば、 小さな心電図計測器を24時間付けたままで計測するホルター心電図などで、検査なさったほうがいいかと思いますので、 症状が続くようでしたら、医師にご相談なさってみてください。 あと、アルコール、喫煙、カフェイン、は、自律神経を刺激します。それにより、血圧変動が起こり、脈拍を速めてしまいますので、 日常生活でも、それらを控える工夫をなさってもいいかと思います。 とりあえず、今出来る事としては、深く深呼吸をし、まずは体を休めて、ストレスをためないように安静になさってみてください。
推奨診療科と医療機関タイプ
内科可能性のある病気
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内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科
胸膜炎、気胸、気管支炎、肺炎、肺膿瘍、肋間神経痛、不整脈、心臓神経症、特発性胸痛などを考えます。この中で心臓神経症や特発性胸痛は聞きなれないと思いますので補足しますと、不安が背景にある場合や、特に原因がなくても生じる胸部症状で実際に心臓や胸に病気があるわけではないもののを指します。念のため循環器内科専門医と呼吸器内科専門医を受診して心電図やレントゲンなど一通りの診察をうけて確認しておくことが大切です。心臓・肺に異常が無かった場合は、骨や筋肉や神経からの痛みの鑑別に整形外科専門医への受診をするとよいかと思います。ストレスや緊張が背景にある場合は少量の抗不安薬や、もし動悸があるようなら少量の心拍数を抑えるお薬が有効なことがありますので、上記診療科の診察で問題がなかった場合は心療内科か精神科専門医への受診を考慮するとよいかと思います。 コロナウイルスの蔓延により病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。既往歴とご年齢からはご指摘のとおり狭心症も否定はできないので、症状からはもう一週間ほど様子をみて改善が無いか、悪化傾向を認めるようなら手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒などを徹底のうえ受診してはどうかと思います。
可能性のある病気
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内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科, 皮膚科
断続的な心臓のあたりの痛みのようですが、持続時間が短く、歩行などには支障がないようですので、心循環系の重い疾患の可能性は低いかと思います。 逆流性食道炎、心臓神経症、肋間神経痛などの可能性があると思います。 1か月ぐらい前から、症状が出る回数が多くなっていますので、新型コロナウイルス感染症の報道での精神的なストレスや、身体活動が少なくなっていて、同じ姿勢でいる時間が長いなどは悪化要因にはなると思います。 念のために循環器内科のクリニックで心エコー検査や、24時間ホルター心電図検査などをしていただき、結果異常がなければ、また、胃もたれや胃も重い感じなどがあれば、消化器内科で治療をされるとよいと思います。
可能性のある病気
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