喉に何か貼りついた感じがして、つっかかりがとれず痛い
32歳・女性の健康相談
昨日の夕方から左の喉に何かが貼りついたような違和感があり、時間が経つにつれ、その貼りついたようなものが大きくなり、痛みが出る。 コロナか大きな病気ではないかと、夜は不安で眠れませんでした。 何度も飲み込んでもつっかかり感がとれず気持ち悪いが、ご飯は食べれます。 体はダルくなく、食欲もあり、毎日運動をし、睡眠もしっかりとれています。 喉のつっかかり感と痛み以外は特に体の変化は感じられません。 飲み込み続けるうちに、つっかかりが左から真ん中に移動している?更に広がっているような感覚はあり、取れる感じがしません。常に貼りついた感じがあり、喋りにくさがあります。咳はありません。 ネットで調べるとストレス関係の病名が出てきました。コロナや癌でなければ良いのですが、何なのかわからないことに不安が募り、ゴールデンウィークなので耳鼻科もあいていないのでは?と思い連絡することを決めました。 宜しくお願い致します。
この相談者が異常を感じている部位
この相談者が服用している薬
なし
この相談の目的
自宅で安静にしていましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
現時点で考えられる病状はとしては風邪などの感冒をきっかけに発症した咽頭炎などの上気道炎だと思います。 症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあるのではないでしょうか。 相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。 おそらくは濃厚接触者にコロナウイルス感染の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。 相談者様が感染していない場合、医療機関を受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は高い発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。 現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科
咽喉頭異常感症という概念が近いのかなと思いました。咽喉頭異常感症とは、のど(咽喉頭)に異常感があるのに、それに見合うような病変が見つからないものを咽喉頭異常感症といいます。病名のごとく咽喉頭(のど)の異常な感じ(違和感)が主で、「のどに何かつかえている」、「のどがイガイガする」、「のどが変」などの訴えがあります。実際に痛みが強い、食べられないなどは少ないようです。成人一般に見られますが30~50才台に多く、男性に比べ女性の方が多いようです。原因は炎症、アレルギー、できもの、形態異常、全身的な疾患、精神と多彩です。検査はファイバースコープを使っての咽喉の詳細な観察を行い、炎症や腫瘍(できもの)などがないことを確認します。治療は経過観察で、薬としては抗不安薬や半夏厚朴湯など漢方が用いられることがあります。これについてはまずは耳鼻咽喉科専門医のクリニックを、つぎに心療内科か精神科で相談するとよいと思います。また気管支炎など声帯より奥の炎症も確認しておいたほうがより安心なので耳鼻咽喉科専門医で異常がなく症状が取れない場合は呼吸器内科専門医への受診も考慮してください。日常生活ではマスク、部屋の加湿、のど飴(薬局で購入できるトローチもお勧めです)などで、喉と気道の保護をすると良いと思います。
推奨診療科と医療機関タイプ
耳鼻いんこう科可能性のある病気
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自宅で安静にしていましょう
脳神経外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 耳鼻いんこう科
咽頭炎を含めた上気道炎が疑われます。 新型コロナウイルスを始め多くの急性上気道炎を引き起こすウイルスに関しては特効薬がありません。(インフルエンザウイルスに関しては抗インフルエンザウイルス薬がありますが発症してから48時間以内に投与しないとあまり有効性は望めません) よって、熱には解熱剤、咽頭痛には鎮痛剤、咳には鎮咳薬、痰には去痰薬といったように対処療法で自然治癒を期待するしかありません。 内服薬は市販薬を購入されても構いませんし、お住まいの地域の保健所に連絡し指示を受けた上で病院を受診し処方されたお薬を内服されても構いません。 また、ご自分がコロナウイルスに感染しているかも、という前提で行動されることが大事と思います。万が一罹患していたことがのちに判明したとしても周囲への感染が防げます。マスクの装着、手洗いの励行など十分注意し生活してください。 お大事になさってください。 なお、システム上、特定の医療機関を推奨することができません。ご了承下さい。 また、プライバシーの観点からこちらに開示される情報にはあなたがお住いの地域の情報は含まれておりません。この点からも具体的な医療機関を提示することはできません。重ねてご了承ください。
推奨診療科と医療機関タイプ
耳鼻いんこう科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 循環器内科, 外科
急性扁桃炎の可能性がありますね。 お近くの耳鼻咽喉科を受診して、解熱鎮痛剤や抗生物質を処方してもらえればと思います。
推奨診療科と医療機関タイプ
耳鼻いんこう科可能性のある病気
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普段どおりで様子を見ましょう
血液内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科, 呼吸器内科, 消化器内科(胃腸内科)
咽頭異常感症の可能性が高いです。発熱や味覚異常が無いか、様子を見れば良いです。 にほん、喉の心配な人だらけです。
推奨診療科と医療機関タイプ
耳鼻いんこう科可能性のある病気
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