右胸から背中にかけて圧迫されてるような痛みがあります。

25歳・女性の健康相談

昨日夕方ごろから右胸の痛みがあり、今日になっても全く治らず痛みも変わらないです。左胸は全く痛くありません。
長時間強い力で圧迫さらているような感じで背中側まで同じ痛みがあります。
横になってから起き上がろうとすると激痛が走ります。

緊急事態宣言出されてからも平日は毎日出社をしており、バスと電車を片道1時間半利用しています。
また、10人満たない会社ですが社長が1週間前に10日間北海道へゴルフをしに行き戻ってきてから毎日出社しており、ずっと咳をされてます。(喫煙者だからかもしれませんが。)
相談日:2020/05/03

相談者が特に気になっている症状

肩こり 背中が痛い 胸が痛い

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

ヤーズフレックス

この相談の目的

受診の必要性が分からない 受診すべき診療科目が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない
女性・25歳
身長 160cm・体重 48kg
相談時の体温:35℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:前日

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

消化器内科(胃腸内科)医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科

胸部には、肺、胸膜、心臓、骨、神経、筋肉、一部の消化器臓器が存在し、様々な原因が考えらます。痛みの原因がなにかを推測するためには、(1)どのような痛みか(刺すような痛みか、鈍い痛みか、圧迫されるような痛みか、締め付けられるような痛みか)、(2)どこが痛いか(左胸部か、前胸部か、背部か、首や肩に放散するか、局所的か、いつも同じところか)、(3)どのくらい持続するか(瞬間的か、数分か、数時間からそれ以上か)、(4)どのような時に痛むか(動いた時か、安静時か、体位を変えた時か、呼吸との関連があるか、食事との関係があるか)、(5)ほかに症状があるか(呼吸困難、発熱、冷汗、吐き気、嘔吐など)を知る必要があります。これらの点が原因を推測するうえで重要なポイントになるので、説明できるようにしておくことが大事です。以下に、胸痛をきたす代表的な病気の痛みの特徴を説明します。

1.肺や胸膜の病気

 肺自体は痛みの神経がありません。痛みの神経は胸膜にあります。そのため、胸膜に関係する病気が痛みを感じます。

胸膜炎・膿胸(膜に炎症が起こり、胸の中に膿がたまる病気)
細菌などの感染症が原因で発症し、発熱や悪寒を伴います。痛みは鈍い痛みで、呼吸によって症状の変動があることが多いです。ただし、悪性疾患に伴う癌性胸膜炎の場合は発熱などを伴
わないことが多いです。
気胸(肺がパンクする病気)
胸痛の原因として比較的頻度が高く、やせ型の若い男性によく認めます。また、肺気腫やブラ(気腫性のう胞)などの呼吸器の病気がある中高年にも認められます。一般的には、突然の胸痛と息苦しさを伴い、痛みは深呼吸で増強し、継続します。
2.心臓や血管の病気

 胸痛の中で、とくに生死にかかわるため緊急の対応が必要になることが多いです。

狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患(心臓の血管が詰まる病気)
狭心症は、労作時に胸部中央から左側にかけて締め付けられるような痛みや圧迫感があり、数分で消失します。時には首や肩などにも広がるような痛み(放散痛)や上腹部の痛みなどとして現れることもあります。安静時、夜間や明け方の寝ている時に起こるようなタイプもあります。これらの痛みがよりひどく、持続時間も長く、冷汗や呼吸困難などのその他の症状を認めた場合は心筋梗塞を疑います。
大動脈解離(血管が裂ける病気)
胸痛は突然起こり、引き裂かれるような激しい痛みで、時間とともに広がっていきます。症状は血流の流れが悪くなる部分に現れ、意識障害をはじめ失神、胸痛、腹痛など様々です。ほとんどは動脈硬化が原因です。
3.神経・筋肉・骨の病気

肋骨骨折
外傷や過度の運動、激しい咳などで肋骨が折れたり、ひびが入ったりすることがあります。安静時は鈍い痛みを認め、体位変換、深呼吸や咳、押した時に痛みが増強します。
肋間神経痛・帯状疱疹
肋骨に沿って走行する神経を肋間神経といいます。この神経が何らかの原因で障害されて生じる突発的な痛みを肋間神経痛と言います。痛みは片側性で強く、深呼吸や咳や体位の変化でも増強することがあります。原因の一つに、帯状疱疹があります。肋間にそって水ぼうそうのウイルスが潜んでいます。鋭く激しい痛みが局所的に現れ、水ぶくれのある発疹を伴います。その他、肋骨骨折や側弯症や脊椎の神経の圧迫によっておこることもあります。
悪性腫瘍
原発性(肺から発生するがん)または転移性(他の臓器から発生するがん)腫瘍が胸壁まで浸潤する(がんが広がる)と、持続性の強い痛みが生じます。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 整形外科

可能性のある病気

神経痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答

ご相談、ありがとうございます。産業医、某大学教員、元耳鼻咽喉科医・精神科専門医です。右胸の胸痛、背部痛を呈する病気には、呼吸器疾患(例:血栓による肺塞栓、感染症による肺炎・無気肺、外傷による気胸、胸郭表面の筋肉痛など)、消化器疾患(=肝臓・胆のうの病気)などが疑われます。まずは、呼吸器内科・外科などより受診し、他の原因の場合は、各種専門診療科への紹介を受けてください。最寄の医療機関の場所は、ネット(例:各科専門医)で調べるか、役所・保健所・医師会・救急情報センター(顔色不良、呼吸困難、激痛、高熱などが出現した場合)等に、お問い合わせください。複数科受診の可能性が高い場合は、クリニックモールか、総合病院の受診が便利です。お大事になさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 呼吸器外科

可能性のある病気

胸痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
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