胸の違和感があり、新型コロナではと不安です。

26歳・女性の健康相談

39wの妊娠後期です。
3/19から産休に入り、コロナ対策でほとんど家にいます。週一でスーパーに行っていましたが、2/22から生協に切り替えました。
4/22に生協の商品が届き、商品をハイターを薄めたもので消毒をしました。2週間前ぐらいから家のドアノブや床を消毒するのに、アルコールがないためハイターの希釈したものを使用していました。(その際霧吹きを使用していました…)
4/23くらいから胸(気管?)に違和感を感じ始め(丁度心マをするあたり)2/24の深夜に寒気、倦怠感を感じました。体温は37.0前後で経過していました。この頃から食欲不振がありました。
4/25は妊婦ということもあり、保健センターに電話をしましたが、ほとんど家から出てないことや同居人に症状がある人がいないことからコロナの可能性は低いだろうと言われました。丸一日横になり、午後にはかかりつけ内科を受診。聴診結果は異常音なし、採血結果も炎症反応は上がっていないということでした。spo2は97でした。妊娠中ということもあり、レントゲン等は撮らずでした。この日も熱は37.0前後でした。そしてDrからは妊娠中だから体温が多少高いのは当たり前、という話をされました。ハイターの使用方法について注意され、アドエアのみ処方となりました。
4/26になると寒気や倦怠感は無くなりましたが、やはり熱は36.8〜37.0。胸の違和感(喉ではなく気管に痰がある感じ)が続き、咳はないものの、咳払いをするのが続きました。
4/27も熱は変わらず、身体は大丈夫だったので家事をしましたが、午後になると若干寒気と胸の違和感の増強があり(急な雨で気温も低かった)20時ぐらいに横になりそこから朝まで寝ていた感じです。
朝起きたら若干胸の違和感が増していて、咳が出そうな出なさそうな…というかんじです。

・咽頭痛、呼吸困難、息苦しさ、味覚や嗅覚の異常、頭痛等はありません。
・食欲不振があり、気持ちによっては食べれたり、食べれなかったりすることがあります。
・下痢がありますが、それに関しては妊娠後期に入ってから頻繁に軟便が続いていて、最近は食事もろくに食べれず飲み物だけで生活してたのでそのせいかとも思っています。
・気になっているのが、寝汗をかく時とかかない時があることです。
・朝、夕と熱は変わらず、朝だけ下がることはないのですが、寝汗をびっちょりかいてることがあります。
・恥ずかしい話、産休に入ってからコロナに敏感になり常にコロナのことをテレビやネットで調べていて、とても敏感になっていました。外にも出ず、人とも会わない生活で、生活リズムも多少崩れ、体調のことも不安で2日前から泣いてばかりいます…
婦人科の先生からはストレスを溜めすぎてもダメだからと抑肝散が処方されました。
・同居は夫だけですが、特に何も症状はありません。
自分の母親とも何度か会いましたが、同じく症状はありません。

長々と申し訳ありません。回答お待ちしてます。
相談日:2020/04/28

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

アドエア
抑肝散

この相談の目的

どんな病気なのか分からない 新型コロナでは無いかと不安(妊娠39w)
女性・26歳
身長 156cm・体重 60kg
相談時の体温:37℃
食欲:ない
顔色:青白い
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

内科医師からの回答

ご質問ありがとうございます。ご相談内容、拝見いたしました。 おからだがご不調の様子、ご心配のことでしょう。記載いただいた情報で考える限り、風邪が疑われますが、新型コロナウイルス感染症は発熱、一般の風邪症状や頭痛、下痢、結膜炎、味覚障害、嗅覚障害を呈することもあり、その可能性は否定はできないところながら、現時点では検査も簡単には出来ない状況であり、診断自体が難しいところです。呼吸困難といった入院を要する症状ががないのであれば、現状では治療法も確立しておりませんので、基本的には経過観察しかありません(何らかのウィルス性の感染症という前提で、もし服薬されるなら、麻黄湯(汗が出ていない時期に開始)や桂枝湯(汗が出てしまっている時期に開始)が頻用されます。ネットでも購入できます)。手洗い、マスク着用などをしていただいて周囲にうつさないように生活してください。外出や出勤、登校はやめましょう。もちろん、今後、呼吸困難などがあれば帰国者・濃厚接触者相談窓口に連絡して、受診先の病院をどこにするかなどの指示を仰いでください。 ただし、相談センターも人手が限られておりますので、重症でなければ、お電話も極力、控えてください。また、医療機関を受診される場合も、くれぐれも事前連絡なしに受診することは厳に慎んでください。 風邪であった場合もウィルス感染症であり、特効薬と呼べるレベルの治療薬はありません(風邪薬も市販のものと病院処方のもので効果に大差ありませんし、風邪薬を早く飲んだからといって治りが早くなるということも科学的には立証されていません)で、現実的には時間が薬というところです。それでも、一般的な「風邪」で薬物治療をするとすれば、高熱で辛ければ解熱剤、咳が止まらなくて辛ければ咳止め、などの「症状」を抑える対症療法しかありません。十分な栄養と水分補給、静養により自己免疫力を高めて治すのが一番です。 抗生剤も無効ですが、上記のような解熱鎮痛剤などの治療薬(市販もされています)をご希望でしたら、お近くの内科クリニックを受診されてもいいですが、医療機関でコロナウィルスをうつされるリスクもありますので、自宅で安静が無難だと思います。受診されるなら必ず事前で電話をしてから受診ください。なお、抗生剤は使えば使うほど効かなくなります(耐性菌ができてしまいます)。抗生剤は本来、細菌感染症に限って使用すべきものですが、風邪やインフルエンザなどウィルス感染症でも処方されることが少なくありません。抗生剤を濫用すると耐性菌が出来てしまって、肝心な時に薬が効かない状況になりかねません。あるいは、細菌感染症であっても効果の乏しい抗生剤を悪気なく、処方してしまう医師もいます。この場合も、やはり、耐性菌を生むことになってしまいます。耐性菌は家庭内を含めて、ヒトからヒトに伝播するので、社会的な問題にもなっております。特に、抵抗力の弱い、子供さんやお年寄りには由々しき問題です。そういった方で耐性菌による感染症が生じてしまうと、菌を叩く抗生剤が無いという状況にもなりかねません。 安易に抗生剤を処方する医師への受診は避けることをお勧めします。

推奨診療科と医療機関タイプ

感染症内科

可能性のある病気

窒息感

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: https://sp.fnn.jp/posts/00351150HDK

2件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状はとしては風邪などの感冒に伴う軽い咽頭炎や肋間神経痛だと思います。症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もかなりあると考えます。これを医学的な病名で示すと自律神経失調症などが挙げられます。
相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。症状があれば市販の漢方薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。更には最近にニュースですが北里大学病院においてコロナウイルス感染者の妊婦さんが無事出産しておられ、赤ちゃんは未感染だったとの報告もございます。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。

繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願いいたします。

最後にこの先、無事元気な赤ちゃんをご出産されますようお祈り申し上げます。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 感染症内科

可能性のある病気

自律神経失調症

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
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