咳が続いていてコロナではと心配になります。

39歳・女性の健康相談

4月初旬から風邪のような症状(鼻がぐしゅぐしゅする・咳)があり呼吸器内科で薬を7日分もらいました。飲んでいる間は良かったのですが、飲み終わりまだ少し調子が良くはなかったのですが、また薬を飲むほどではないと思いしばらく2週間ほどは様子を見ていました。その間は、良くなったり体調を崩していたりを繰り返し、下旬になって咳が酷くなり呼吸が苦しい時があり、耳鼻科と呼吸器内科を受診しました。熱はなくても咳が続くのでコロナじゃないかと耳鼻科では言われました。鼻と喉は大して腫れていないようです。
呼吸器内科では、薬を飲んでいる時は症状が治まっているので、喘息が悪化したのではないかと言われました。今後、咳が酷くなるようであればレントゲンを撮る予定です。
現在は薬を飲みなるべく外に出ないようにしています。鼻の中が痛かったのですが、アレグラの効果でだいぶ良くなっています。咳は朝方と夕方から酷くなります。日中は薬の効果であまり咳き込むこともなく大丈夫です。夜は寝る前のシングレアが効いてくると楽になるのであまり寝れないこともありません。
自分でも、風邪→喘息になると症状が長引くので今回もそういう感じかなと思いますが…去年も梅雨辺りに酷くなり肺炎の手前くらいに肺を痛めていました。
病院で絶対にコロナではないとは言い切れないと言われたので心配です。
相談日:2020/05/04

相談者が特に気になっている症状

鼻づまり 喉に違和感がある 咳が出る 呼吸が苦しい

この相談者が服用している薬

クラリス錠200 メジコン錠15mg アレグラ錠60mg  シングレア錠10mg ホクナリンテープ2mg

この相談の目的

セカンドオピニオン
女性・39歳
身長 153cm・体重 53kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状はとしては風邪などの感冒をきっかけとした上気道炎と気管支炎が長引いている状態だと思います。
症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあるのではないでしょうか。
相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。

おそらくは濃厚接触者にコロナウイルス感染の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状については現在の処方薬をそのままご使用になっても良いですが、高い発熱があるようでしたら再診が必要です。
相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。呼吸困難の症状が出現したときにはレントゲン検査目的のためすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 感染症内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

気管支炎 慢性上気道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

上気道炎(風邪のことです)の後に気道過敏を起こしていることによる感染後咳嗽や、他にはマイコプラズマや百日咳など咳の強いタイプの呼吸器感染症の可能性と、喘息、またこのまま咳だけが数か月に渡って残るようだと咳喘息やアトピー咳嗽などの慢性咳嗽の可能性があります。咳はとても専門性の高い領域のため内科のなかでも「呼吸器内科専門医」の資格をもった医師を受診することが最も大切ですので病院のホームページなど医師の専門医資格を確認してから受診することをお勧めします。呼吸器内科専門医の適切な診断と内服薬の処方、状態によっては吸入薬を使用することで症状の改善が期待できると思います。受診まではマスク、部屋の加湿、のど飴(薬局で購入できるトローチもお勧めです)などで、喉と気道の保護をすると良いと思います。新型コロナの疑いでの受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があること」が挙げられます。頂いたエピソードからはこれらには現時点では当てはまらないと考えます。そのためコロナの心配についていましばらくは安心して慎重に経過観察でよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

呼吸器内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科

全体の症状や経過期間などを考えると、コロナ感染症の可能性は低いと思われます。気管支喘息あるいは咳喘息からの咳なら処方されている薬剤では少し弱い印象です。ステロイド吸入あるいは短期間の内服が必要です。休みなので、週明け相談がよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 呼吸器内科

可能性のある病気

咳喘息

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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