1度の微熱と喉の違和感。コロナじゃないか不安
39歳・女性の健康相談
昨日37度1でその後6度代。少し喉の違和感ありますが今朝も6度代。特にその他自覚症状ありません。 こんな時期だしこの程度で病院に行くのもなと思いましたが、もし自分がコロナだったらと思うと怖いです
相談者が特に気になっている症状
喉に違和感があるこの相談の目的
自宅で安静にしていましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
現時点で疑われる病状として風邪などの感冒をきっかけに発症した咽頭炎である考えます。 毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もかなりあるでしょう。 相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、熱があるようならお仕事は最低2週間は避けるべきです。 また、相談者様が感染していない場合には、医療機関に受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。 現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科
軽度からなおりかけの急性咽頭炎ないし扁桃炎を疑います。ひどいと急性期といって病気の始まりは大変強い咽頭痛と嚥下痛を伴い苦痛かと思います。炎症が鎮静化するに伴って痛みは軽快して来ますが、炎症が強いために5-7日と比較的長い期間を要します。また喉に膿がついているようなケースでは抗生剤が必要になりますが細菌性よりもウイルス性のほうが多いため抗生剤は使われないこともあります。受診までは市販のものではロキソニンを利用しても良く、鎮痛効果は高いですが炎症の強い期間は効果が弱く感じます。トローチやのど飴、マスクをしての喉の加湿をすることも有効です。もし今後高熱を伴うときは十分な尿量がでるくらいに水分摂取を多めに摂って下さい。新型コロナウイルス感染症の蔓延により、病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。ただなかなか改善しないようなら手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒などを徹底のうえ症状が悪化傾向の場合は耳鼻咽喉科専門医のクリニックを受診して適切な診断と処方を受けることをお勧めします。 新型コロナの疑いでの受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があること」が挙げられます。頂いたエピソードからはこれらには現時点では当てはまらないと考えますのでコロナの心配について、いましばらくは安心して慎重に経過観察でよいと思いますが、都道府県ごとに決まっている「帰国者・接触者相談センター」に電話で問い合わせてみるのも良いことかと思います。
推奨診療科と医療機関タイプ
耳鼻いんこう科可能性のある病気
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自宅で安静にしていましょう
脳神経外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 耳鼻いんこう科
微熱、咽頭の違和感といった症状から咽頭炎を含めた急性上気道炎が疑われます。 新型コロナウイルスを始め多くの急性上気道炎を引き起こすウイルスに関しては特効薬がありません。(インフルエンザウイルスに関しては抗インフルエンザウイルス薬がありますが発症してから48時間以内に投与しないとあまり有効性は望めません) よって、熱には解熱剤、咽頭痛には鎮痛剤、咳には鎮咳薬、痰には去痰薬といったように対処療法で自然治癒を期待するしかありません。 内服薬は市販薬を購入されても構いませんし、お住まいの地域の保健所に連絡し指示を受けた上で病院を受診し処方されたお薬を内服されても構いません。 また、ご自分がコロナウイルスに感染しているという前提で行動されることが大事と思います。万が一罹患していたことがのちに判明したとしても周囲への感染が防げます。マスク、手洗いなど十分注意し生活してください。 お大事になさってください。
推奨診療科と医療機関タイプ
内科可能性のある病気
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