１６日に稽留流産の手術を受けました。次の日、子宮収縮薬を飲んでいたらおそらくその副作用で呼吸が苦しくなり救急車で運ばれました。
肺と胸のCTを撮ったら異常なしでした。次の日から喉の異物感、呼吸の入ってこなくて苦しい感じ、過呼吸の一歩手前、微熱が続きました。耳鼻咽喉科に２度受診しました。１度目は喉が少し腫れてるとのことで、元々花粉のアレルギーもあり妊娠で薬が飲めなかったことからアラミストとビラノアを飲んで様子をみようとのことでした。呼吸の入ってこない感じは治りました。ですが喉の異物感は治らないのでもう一度耳鼻咽喉科に受診してカメラを入れてもらったら喉の腫れもおさまっていて喉に異常はないと言われました。しかし、喉の異物感、微熱(36.8〜37.0)が続いていて治らなくて辛いです。
喉からくる異常はないから呼吸に問題ないから、自律神経の乱れか内科で超音波で甲状腺をしらべるといいと言われました。
どうしたら治りますか？次はどちらに行くのが正解でしょうか。この病気はなんていう病気ですか？このご時世なのでコロナではないかという不安もあり辛いです。

相談者が特に気になっている症状

相談者が感じているその他の症状

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

カロナール、アラミスト、ビラノア、半夏厚朴湯

この相談の目的

新型コロナ、そして稽留流産の手術などをはじめとしてストレスがうっ積されておられるのでしょう。

だれでもストレスや緊張があると、自律神経を介して心臓や呼吸に影響を与えてドキドキして呼吸も速くなりますが、その反応が、さまざまな臓器に生ずることがあります。
自律神経は交感神経と副交感神経のことで、ヒトの臓器は脳も含めて、すべてこの神経系のバランスの元に作動しています。
ですから、ストレスからあらゆる身体症状、精神症状が再現されることがあります。
咽頭・喉頭周辺は、この反応が最も生じやすい部位の一つですし、体温も脳の温熱中枢にあり、これも自律神経支配です。

薬によらない、軽減法としては…

症状を感じたら、眼球を軽く圧迫して、静かに呼吸して、吸気と呼気を一つひとつ、ゆっくりと確認しながら、それに意識を向けてみてください。
ただ、深呼吸にはならないよう気をつけてください、逆効果です。
眼球の奥の、自律神経の安らぎの神経系である副交感神経節が刺激されて、気持ちが落ち着き、症状も軽減するでしょう。

ただ、安定した効果を得るためには薬剤療法が必要かもしれません。
第一選択薬は、不安に強い効果のあるレクサプロ、セルトラリンなどSSRI系抗うつ剤です。
その効果を増強し、深層意識にも作用するエビリファイ、ロナセン、ルーランなど非定型抗精神病薬をごく少量併用されると根治の期待もできます。

その場合は、心療内科、精神科に相談されるとよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

ご心配のことと存じます。喉の違和感がおありなのですね。カメラ検査にて異常がないとのことでまずは安心されてください。しかし症状としてある場合、一種の精神的な症状の可能性を考えます。ヒステリー球といって咽頭や喉頭に何かものが詰まったような閉塞感のことです。そのような症状ではないのでしょうか。また、時期的に花粉症などのアレルギーによる咽頭喉頭の違和感を訴える方もおられます。むずがゆいようななにか異物があるような感覚を覚える症状です。抗アレルギー薬で様子を見て頂ければと存じます。ただ、熱が出てきたり、息苦しさを覚える場合は迷わず内科にご相談頂き、受診してもよいかご相談ください。お大事になさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

ストレスが関係している可能性があります。ゆっくり休むことが大切です。　　
続くようであれば心療内科を受診しましょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

可能性のある病気

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