原因不明な熱が3週間続いている

19歳・女性の健康相談

3週間前から微熱が続いています。最初の2週間は37.5度前後の体温でしたが、3週間目から37.0度前後の体温になりました。この体温は、解熱剤や他薬を服用しての体温です。他の症状としては、発熱してから数日間喉が痛くなり、それ以降は喉の痛みが出たり出なかったりします。加えて喉の渇きが常にあります。食べ物を飲み込むときに痛みではなく違和感が生じます。そのほかの症状はなく、いつも通りの生活を送ることができます。ここ3週間で病院を2件、計4回ほど行き、喉の薬と解熱剤を貰いましたがあまり効果がなく今に至ります。病院では血液検査と尿検査を行いましたがいずれも異常は見当たらず。喉についても見ていただきましたが、それほど赤くないと判断されました。今週末までに症状が治らなければ大きい病院に行くつもりです。ちなみにコロナの件で保健所に連絡はしたものの体温と症状から疑いはないと判断されました。また、生理については先週にきました。以上のことからどんな病気の疑いがあるでしょうか?
相談日:2020/05/04

相談者が特に気になっている症状

微熱がある 微熱が続く 喉が乾く 喉が痛い 喉に違和感がある

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

どんな病気なのか分からない 原因が分からない
女性・19歳
身長 156cm・体重 49kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状はとしては風邪などの感冒をきっかけに咽頭炎など上気道炎が長引いている状態だと思います。
痛みなどの症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあるのではないでしょうか。
相談者様は37.5度以上の発熱があるようですが肺炎を疑う症状はないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。おそらくは濃厚接触者にコロナウイルス感染の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。
症状があれば今後も市販薬をご使用になっても良いですが、高い発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。

相談者様が感染していない場合、医療機関を受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は高い発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。

繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 感染症内科

可能性のある病気

慢性上気道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

 なおりきらずにくすぶっている状態の咽頭炎ないし扁桃炎を疑います。ひどい場合は急性期といって病気の始まりは大変強い咽頭痛と嚥下痛を伴い苦痛かと思います。炎症が鎮静化するに伴って痛みは軽快して来ますが、炎症が強いために5-7日と比較的長い期間を要します。また喉に膿がついているようなケースでは抗生剤が必要になりますが細菌性よりもウイルス性のほうが多いため抗生剤は使われないこともあります。のどの痛みが強い場合は受診までは市販のものではロキソニンを利用しても良く、鎮痛効果は高いですが炎症の強い期間は効果が弱く感じます。トローチやのど飴、マスクをしての喉の加湿をすることも有効です。高熱を伴うときは十分な尿量がでるくらいに水分摂取を多めに摂って下さい。お早目に耳鼻咽喉科専門医のクリニックを受診して適切な診断と処方を受けることをお勧めします。
 新型コロナウイルス感染症の蔓延により、病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。加えて、連休により専門医への受診が難しい場合が多いと思います。この場合は大き目の病院の救急外来を受診して応急的にはなりますが処置や処方を受けることが可能です。受診の際は手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒、2m以上の間隔を他人ととるなどの配慮を徹底して感染予防に配慮されることをお勧めします。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

咽頭炎 扁桃炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

ご相談内容からは、現在は内服はしておられないようですが、その状態で現在の微熱ですと肺炎などはなさそうなので、お休み中は自宅安静で良いかと思いますけど、休み明けにもまだ症状があるようであればかかられている先生に再度ご相談されることをおすすめします。実際に診察された医師にしかわからないこともありますので

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 感染症内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

咽喉痛 微熱 慢性咽喉頭炎 慢性微熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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