むせるような咳と、痰が絡む感じがします。

40歳・女性の健康相談

4/17に、37.3℃の熱があり、その後2週間37℃以上、37.5℃以下の熱。
また、咳が続いており、市販の薬を飲んでも咳は残っている。
現在は、36.8℃から37.0℃くらいに治まってきた。
一度、保健所へ電話したが、37.5℃以下のため、新型肺炎の可能性はなさそうだということで、一般の内科受診をするように指示を受けた。
相談日:2020/05/15

相談者が特に気になっている症状

咳が出る

この相談者が服用している薬

チラーヂン、イリボー、ジェイゾロフト、メイラックス

この相談の目的

処置、対処法が分からない 医療機関を探している
女性・40歳
身長 162cm・体重 48kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点での病状として風邪などの感冒に伴う咽頭炎と気管支炎を疑います。症状が長引いている原因として、緊急事態宣言に伴って外出自粛が必要となり、閉塞的な日常生活が続くことや、連日のコロナウイルスに関連する報道により精神的ストレスが大きく影響しているのではないでしょうか。

相談者様は、厚生労働省が設定した新しい受診の目安である「息苦しさ、強いだるさ、高熱などの強い症状のいずれかがある」「高齢者や基礎疾患がある人で、発熱やせきなどの比較的軽い風邪症状がある」「比較的軽い風邪が続く」などの3項目に該当しないようであれば、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。濃厚接触者の方にコロナウイルス感染確定の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。
ご相談の原因となった相談者様の症状が改善しないようであれば、医療機関への受診はやむを得ないと思います。但し相談者様が感染していない場合、医療機関を受診されることでコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことも一つの選択肢です。

また現時点で相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。過去のニュースでは発熱がなく、味覚や嗅覚障害の症状だけで感染が発見される報告もありました。相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは最近では宿泊所での待機療養を原則としているようです。
自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
相談者様におかれましては、医療機関を受診される際にはコロナウイルス感染拡大防止のためにも手洗いやマスクなど、出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

大変ご心配されている様ですが、軽度の上気道炎か気管支炎による症状ではないかと思われます。新型コロナ感染は完全には否定はできませんが、現時点では考えにくいと思います。現状では自宅での経過観察が最善かと思いますが、症状が悪化する様なら、再度地域の保健所あるいは、近くの内科か呼吸器内科の医療機関に電話で受診の相談をしてみてはいかがでしょうか。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 呼吸器内科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

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 通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
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