数ヵ月に一度の急な発熱

42歳・男性の健康相談

昨年の冬から数ヵ月に一度突然38度前後の熱が出て、服がびっしょり寝汗をかき、一晩で二回ほど着替えると次の日熱が下がります。
二週間まえから雨の中仕事をしたせいか、鼻水が止まらず、一週間ほどタンがらみの咳もありました。寝ているときはほとんど咳き込みません、先週末に内科にて扁桃腺が赤いのと、タンが黄色い粘りけあるのと、元々チクノウの気があるので、薬をだしてもらいました。
服用して三日目でタンも白っぽくなり、咳も落ち着いていましたが、昨晩突然また38度近くの熱をだしました、夜中二回ほど着替えたら今朝は平熱になりました。
昨年あたりから、私に余裕がなく夫婦生活はないです。そのせいでイライラしやすくなったのか、特に空腹時はイライラしてます。
突然の発熱といい、これは更年期の可能性もあるのか、、今回は鼻水タンがらみの咳(ゲホゲホ頻繁に咳き込み続けるとかはないです)からはじまり、二週間目になりますが、昨晩発熱して今朝は平熱になりましたが、新コロナの可能性もあるのか心配で悩んでいました、
急な発熱はだいたい夜にあり、半日で長くても1日で下がります。
マスクして休日は人混みにいきません、

相談日:2020/03/25

相談者が特に気になっている症状

喉が乾く 咳が出る 痰が出る・からむ イライラする

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

クラリシッド、メキタジン、トランサミンカプセル、フスタゾール、ムコダイン、麦門冬湯エキス顆粒

この相談の目的

原因が分からない
男性・42歳
身長 165cm・体重 67kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、4名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

内科医師からの回答

ご質問ありがとうございます。ご相談内容、拝見いたしました。 おからだがご不調の様子、ご心配のことでしょう。記載いただいた情報で考える限り、風邪が疑われます。 風邪はウィルス感染症であり、特効薬と呼べるレベルの治療薬はありません(風邪薬も市販のものと病院処方のもので効果に大差ありませんし、風邪薬を早く飲んだからといって治りが早くなるということも科学的には立証されていません)で、現実的には時間が薬というところです。それでも、一般的な「風邪」で薬物治療をするとすれば、高熱で辛ければ解熱剤、咳が止まらなくて辛ければ咳止め、などの「症状」を抑える対症療法しかありません。十分な栄養と水分補給、静養により自己免疫力を高めて治すのが一番です。 抗生剤も無効ですが、上記のような解熱鎮痛剤などの治療薬(市販もされています)をご希望でしたら、お近くの内科を受診ください。抗生剤は使えば使うほど効かなくなります(耐性菌ができてしまいます)。抗生剤は本来、細菌感染症に限って使用すべきものですが、風邪やインフルエンザなどウィルス感染症でも処方されることが少なくありません。抗生剤を濫用すると耐性菌が出来てしまって、肝心な時に薬が効かない状況になりかねません。あるいは、細菌感染症であっても効果の乏しい抗生剤を悪気なく、処方してしまう医師もいます。この場合も、やはり、耐性菌を生むことになってしまいます。耐性菌は家庭内を含めて、ヒトからヒトに伝播するので、社会的な問題にもなっております。特に、抵抗力の弱い、子供さんやお年寄りには由々しき問題です。そういった方で耐性菌による感染症が生じてしまうと、菌を叩く抗生剤が無いという状況にもなりかねません。 安易に抗生剤を処方する医師への受診は避けることをお勧めします。
なお、喫煙は百害あって一利なしです。コロナウィルスにかかった場合でも重症化しやすいと報告されています。タバコを吸いつづけながら、体調を回復させるのは無理があると思います。 タバコを続ければ、将来的には癌や脳卒中、心筋梗塞、COPD(慢性閉塞性肺疾患:肺が破壊されて酸素を吸って生活しないといけなくなります)だけでなく認知症の原因にもなり得ます。 すぐに禁煙してください。お近くの、通いやすい禁煙外来を受診されてもいいでしょう。 ちなみに、タバコの本数を減らすことや軽いタバコにする、電子タバコにするということも無意味です。 残念ながら完全に禁煙しないと病気のリスクは減りません。 また、タバコを吸うと気持ちが落ち着くという意見もありますが、実際はニコチン依存によって、脳がニコチンの補給なしには正常に働かない状況になっています。ニコチンが切れてくると「ニコチンが欲しい」と脳が訴え、イライラしたり落ち着きがなくなったりします。そのため、次のタバコ(ニコチン)を吸うまで、ニコチン切れのストレスと戦うことになります。つまりは、タバコがイライラを強めている訳です。また、がん検診の対象年齢でいらっしゃる場合は自治体の案内通りにがん検診を受けてください。
なお、身長と体重に基づいたBMIの数値で機械的に判断すると、肥満もしくはそれに準じる状態にあられるようです(ただし、筋肉質でいっらしゃることでのBMI上昇なら肥満には該当しません)。 肥満があると、今回の症状で投薬を受ける場合、薬効が出難くなる可能性があります。また、肥満は、生活習慣病(高血圧、糖尿病、痛風、高コレステロール血症など)や脳卒中、心筋梗塞に限らず、癌の危険因子でもあります。 がん検診の対象年齢でおられるならばお住いの自治体の案内に従って毎年、がん検診を受けてください。ちなみに、女性の場合は40歳以上で乳がんの、20歳以上で子宮頸がんのがん検診が推奨されています。 体調が落ち着いたらぜひともダイエットも頑張りましょう。食べ物に関しては、特定のものを我慢するよりも、シンプルに野菜を多く摂取される「だけ」を意識されると、相対的に自然に炭水化物や肉類の摂取が減ってよろしいかと思います。 自力でのダイエットが難しいようでしたら、肥満外来を受診されてもいいでしょう。もしくは、漢方専門医を受診し、漢方薬の手を借りてもいいでしょう。漢方薬の中に、ダイエット効果のあるものがいくつかございます。但し、体質に合わせて選ばないと、効果が出にくいため、専門医の診察を受けた上で、漢方薬を選んでもらった方がよろしいでしょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

感染症内科

可能性のある病気

薬物熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: https://www.jca.gr.jp/public/seminar/024/001_hara.html

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:消化器内科(胃腸内科)

はじめまして。発熱の繰り返しがあるようで、ご心配ですね。
始めに新型コロナウイルス感染のご心配についてですが、37.5℃以上の発熱が4日間以上続くことが、新型コロナウイルス感染を疑う目安とされている点で、現状ではその可能性は低いように思えます。ただ、お住いの地区の新型コロナウイルス感染の流行状況も分かりませんし、確かに現在の国内の流行状況では、新型コロナウイルス感染にかかってしまっているかは、調べてみないと誰にも分からないかも知れません。基本的に、新型コロナウイルス感染の心配があれば、まずは帰国者・接触者相談センターにお電話で検査の必要性など確認いただくことが望ましいと思います。その指示に従って、適切な医療機関への受診をお考え下さい。
申し上げました通り、おそらくは新型コロナウイルス感染の可能性は低いと思いますが、その都度の発熱も、体力があるのか、自然と改善するようですね。しかし、どうも細菌感染などを反復しているご状態のように思えます。特に、雨の中での仕事など、身体に疲労や負担がかかった時に、そうした状態になりやすいようにも思えますから、体調管理には注意が必要な印象です。持病の蓄膿症(慢性副鼻腔炎)辺りが、常にくすぶっていて、体調を崩すと悪化して発熱するようなことも疑わしいかも知れません。
もちろん、診察の出来ないネット相談で断言はできませんし、風邪をたまたま反復しているだけかも知れませんが、まずはお近くの内科クリニックなどを受診して、診てもらいましょう。診察と採血やレントゲンなどで、ある程度ご病状が明らかになると思います。
お大事にどうぞ。早く良くなりますように。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

慢性副鼻腔炎急性増悪

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

消化器内科(胃腸内科)医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科

発熱の原因となる病気
発熱を起こす病気は非常に多岐に渡ります。ここでは、発熱を起こす原因となる主な原因についてお伝えします。
発熱の大きな原因
発熱の三大原因は感染症、炎症性疾患、悪性腫瘍(がん)、とされています。
感染症
体のさまざまな部位の、ありとあらゆる感染症が原因となり発熱が起こることがあります。
かぜのようにそれだけでは大きな心配のいらない感染症もありますが、インフルエンザなど合併症への注意が必要なもの、腎盂腎炎
じんうじんえん
や胆のう炎、髄膜炎など早期の治療が必要なものまでさまざまです。
発熱のほかにどのような症状が伴うかは病気によって異なりますが、いずれにせよ急な発熱や高熱に加え、頭痛や腹痛・嘔吐などほかの辛い症状があるときには早めに受診しましょう。

炎症性疾患
自己免疫疾患といわれるものが代表的で、これは自分の細胞や組織に対する抗体(自己抗体)ができてしまい、誤って攻撃を受けることで炎症が起こる病気です。病気によって攻撃を受けやすい場所などが異なるため伴う症状はさまざまですが、多くみられる症状としては繰り返す発熱や全身倦怠感、関節の痛みや腫れ、皮膚の赤みや異常などがあります。
悪性腫瘍(がん)
がんにかかっている人では、がん自体が繰り返す発熱の原因となることがあります(腫瘍熱)。どの癌でも腫瘍熱は起こり得ますが、血液系のがんである白血病や悪性リンパ腫などでは頻度が高いとされています。

熱が出ている時に病院を受診しましょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

不明熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

4件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

微熱だけが続き他に咳程度で特徴的な症状がなさそうとのご相談です。どこかに炎症など熱源となる場所がないか、まずは大きい病院ではなくてお近くの内科系のクリニックや開業医を受
診して採血、レントゲン、検尿、身体診察など一通りの検査を受けておいたほうが安心かと思います。内科的な熱源がどうしても見つからない場合、ストレスが背景にあるようなので心因性発熱といってストレスから発熱がおこることもあるためこの場合は心療内科か精神科を受診して適切な診断と処方を受けることで改善が期待できるかと思います。現時点でご自身で可能な対処としては、一般的なことになりますが十分な休息、睡眠をとり、ストレスを避けたりうまく発散させ
る、水分摂取とバランスの良い食事をとるなどが挙げられます。またいちど咳について呼吸器内科専門医をたずねてもよいかと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 呼吸器内科

可能性のある病気

発熱 微熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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