重度の引きこもりと体調不良、改善策を知りたい

26歳・女性の健康相談

原因不明の体調不良で12歳から小児科に通院し、16歳で自律神経失調症、18歳で不安障害と診断されました。高校卒業後、電車に乗れなくなり、人混みも怖くなり、家から一歩も出られなくなりました。それから本格的な引きこもりになりました。
波がありながらも病院には通っていましたが、お出かけはほとんどしませんでした。2016年に閉鎖病棟入院歴があります。2019年の夏に食事がほとんど摂れなくなってかなり弱りましたが、なんとか年の瀬には回復しました。
コロナ禍の頃、引きこもりが悪化し、婦人科系の不調(PMS、月経困難等)が現れ、自律神経も乱れて常に体がしんどく、今ではほとんど寝たきりとなりました。婦人科系の不調に関しては婦人科の主治医がおり、ピルなどの薬物治療を行っています。
精神科にも長らく通っていますが、外に出ることができないので病院にも行けず、電話診療で薬の処方をしてもらっています。「引きこもりで外に出られない人」の9割は自分の趣味や散歩程度であれば普通にできるというニュースを見て驚きました。私は外への不安感やそれによる身体症状もありますが、今は起き上がるのもしんどくて、外に出るのを頑張ってみる段階にすら行けません。
食事量はかなり少なく、家族曰く「幼稚園児より少ない」そうです。12歳の時に担任から無理やり給食を食べさせられて、それで夏休みに胃腸炎になり、それ以来吐き気が続いてほとんど食べられなくなったという出来事がありました。食べるのは好きではなく、つらいです。
引きこもりになって8年が経ちました。悪化する一方で、かかりつけの病院はあるものの特に2020年以降ほとんど病院に行けていません。婦人科も家族が代理で行きます。
症状に関しては挙げるとキリがありませんが、吐き気、めまい、動悸、胃腸の不快、神経が常に昂ってる感覚、体がだるい、無気力などがあります。
薬はコンスタン0.4mgを1日8錠飲んでいます。これに関しては長年重い課題としてのしかかっており、いつか女性機能に影響が出ると過去に言われた通り、20代半ばから婦人科系に問題が出ています。薬物依存だと思います。
収入もなく、全てを親に頼り、いつまでこんな生活なんだろうかと思います。精神科に通っていますし、実際に精神的な症状もありますが、何よりしんどいのは身体的症状の方です。そしてこのような状態でありながら、病院に行けず、然るべき処置も検査も受けられないことが大問題です。根性論はもう通用しません。私はどうすれば良いのでしょうか。過去に一度訪問看護の経験はあります。
相談日:2022/03/30

相談者が特に気になっている症状

だるい・倦怠感がある 食欲がない 不安が強い

この相談者が服用している薬

コンスタン、クエチアピン、タケプロン、ムコスタ、ビオスリー、六君子湯、抑肝散加陳皮半夏、ロキソニンテープ

この相談の目的

処置、対処法が分からない 引きこもりで通院できない
女性・26歳
身長 158cm・体重 38kg
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、1名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 心療内科

ご心配のこととお察しいたします。お話をうかがう限りでは、不安障害の可能性が考えられます。生活を送るうえで不安を感じることは誰でも見られることがある正常な感情ですが、過度な不安を感じてしまい自分自身でコントロールできなくなると社会生活に支障を生じるようになります。このような状態を不安障害と呼びます。
不安障害の治療は根本的に不安障害をなくすというわけではなく、日常に支障をきたす苦悩となるような症状を緩和して日常生活を送れるようにすることを目標とします。
不安障害の治療は、うつ病の治療に用いられる選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などによる薬物療法が主体となります。この薬を服用することで感情や気分の安定を促すセロトニンと呼ばれる脳内物質が増えることが症状改善につながります。薬物調整につきまして、かかりつけ医によく相談されることをおすすめします。
もし寝たきりで医療機関への通院が難しい場合は、往診を行っているお近くの精神科または心療内科医療機関への受診をおすすめいたします。担当医の先生がお話を伺って、カウンセリングや必要に応じて薬の治療など今後の相談に乗ってくださると思います。
快方に向かうことを心よりお祈り申し上げます。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

不安障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
 通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
 なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。