自分が発達障害ではないかを知りたいです。

30歳・女性の健康相談

お世話になります。
自分が発達障害なのか、もしそうなのであればどのような改善策が取れるのかを知りたいです。

大学で発達障害について知り、学ぶうちに自分がADDまたはADHDに当てはまるのではないかと思い至りました。

私生活:不注意、物忘れ、依存、同じ行動を繰り返す、片付けられない、不安、焦り、パニック、抑鬱、頭の中が霞みがかっていてハッキリと整理できない、時間がわからない、数字が苦手、思い込みが強い


仕事:上記の問題により人間関係での不調、また何に対しても自信がなく、自己肯定感もなく、失敗で自己嫌悪が重なり死ぬことばかり考えます。趣味も楽しめなくなりました。周りの会話や音で、集中できずにフラストレーションが溜まり、爆発しそうになります。

自分でも改善のために時間を守る訓練などは行ってきましたが、今でも見積もりが甘く失敗しがちです。


病院は調べてみましたが、大人の発達障害に対する専門的な機関は分からず、どの病院のどのような科を受信して良いのかがわからず、
また、親や知り合いに相談しても「甘えだ」「病名をつけて逃げるな」という趣旨の言葉を受けて以来、誰かに相談するのがとても怖いです。


発達障害の診察を受けたいと考えていますが、これで発達障害ではないと診断されたらどうしよう、わたしはただのクズで、ただの努力が足りない自堕落なだけなのだろうかという不安が強いです。

他の人が普通に出来ることを普通に行いたいです。

話がまとまらずわかりにくく申し訳ありません。

ご相談は冒頭の通り、わたしは何なのかを知りたいです。そして、少しでも解決したいです。


お忙しいところ恐れ入りますが、ご返信をお待ちいたしております。
相談日:2019/06/03

この相談の目的

受診すべき診療科目が分からない
女性・30歳
身長 160cm・体重 54kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:赤い
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、1名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

記載された症状を拝見すると、とにかく多岐にわたっていて、発達障害があるにせよないにせよ、現状をもたらしている病態の一面でしかないかもしれません。
とりあえず、発達障害について申し上げたいと思います、新たな疑問に対しては、また、改めてご相談いただければと思います。

発達障害には、ADHDと自閉症スペクトラムがあります。
ADHDは、軽い意識障害があって、注意力や抑制能力が低下することが基本病態です。
仕事の優先順がつけられない、部屋の整理ができない、約束をすっぽかすなどの行動が特徴です。

もう一つ、自閉症スペクトラムという障害がありますが、他人の存在を認識できない、あるいは認識しない、というのが基本特徴です。
具体的には、対人的配慮が足りない行動が目立ちます。

いずれも、成人後に発症することはなく、関連の障害が学童期から確認されます。
ADHDであれば、通知表の行動の記録に、「忘れ物が多い、おちつきがない」などと記載され、自閉症であれば、「友人が少ない、一人遊びが多い」などと記載されます。
それがないようであれば、発達障害は懐疑的です。

このうち、ADHDには基本病理に作用する治療薬があります。

ただ、自閉症スペクトラムは、基本病理に効果のある薬剤はありません、習慣的行動やこだわりの行動を阻害されたときに生ずる激しい興奮、自閉症性パニックに対して、対症療法的にアリピプラゾール、リスペリドンの効果が認められているていどです。
やはり、障害特性を周囲に理解してもらい、援助を期待するのが現実的かと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

発達障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
 通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
 なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。