10年前に通風発作あり高尿酸血症薬内服にて疼痛消失。その後尿酸値高値も放置。 今年6月中旬より左拇趾付け根から...

43歳・男性の健康相談

10年前に通風発作あり高尿酸血症薬内服にて疼痛消失。その後尿酸値高値も放置。
今年6月中旬より左拇趾付け根から足背腫脹と疼痛あり、近医受診し通風発作とのことでロキソニン処方。当初の部位の症状は軽減も左内踝の痛み出現。
症状やや軽減にて7月上旬よりフェブリク内服開始。開始後1習慣ぐらいで右内踵の腫脹と疼痛増強にてフェブリク一時中止。
現在ロキソニン3回/日内服してるも症状変わらず。
8/7他の病院受診したら、少しの痛みは仕方ないとのことでフェブリク処方となる。

通風発作の時に高尿酸血症薬を内服するかどうかに関して2つの病院で考え方が違います。
どちらの方針に従えばよいのか?
別の病院を受診したらよいのか?
アドバイスお願いします。
相談日:2018/08/09

この相談者が感じている症状

足がむくむ 足が痛い 足先がしびれる

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

ロキソニン レバピミド フィブラート リフレックス

この相談の目的

セカンドオピニオン
男性・43歳
身長 183cm・体重 68kg
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:循環器内科, 心療内科

痛風治療ガイドラインで明らかとなっていますが、痛風発作時には高尿酸血症治療薬は内服をすべきではありません。痛風発作を誘発したり増悪させたりします。そのため痛風発作時にはロキソニンなどの鎮痛薬のみ使用することとなっています(他のフィブラート、レバミピド、リフレックスは内服継続で構いません)。
痛風発作が治まってから、高尿酸血症治療薬を内服すべきですが、1日1回タイプのフェブリクは24時間安定した尿酸低下効果をきたさずに血中濃度の変動があるため、その尿酸値変動によって痛風発作を誘発してしまいやすいという弱点がありますので、1日2回タイプのウリアデックやトピロリックという薬に変更すべきだと思います。1日2回タイプのメリットとしては24時間安定した血中濃度により安定した尿酸低下効果を発揮するため、尿酸値変動を来たしにくく痛風発作を誘発しにくいとされています。尿酸値低下効果はフェブリクとウリアデック/トピロリックで同等ですので、私が主治医であればフェブリクからウリアデックかトピロリックへ変更します(1日2回内服というところが面倒ではありますが)。
別の病院を受診すべきかどうかについてですが、私の記載した内容を相談いただき、その通りに変更していただけるようであればそのまま継続通院で宜しいと思いますが、そうでない場合には他の病院に変更すべきだと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 腎臓内科

可能性のある病気

痛風

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

整形外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, リウマチ科, リハビリテーション科

おはようございます。

痛風発作中に尿酸降下薬を開始すると関節炎が悪化、長期化する場合があります。よって、尿酸降下薬の開始は、痛風発作が消失した2週間後ぐらいから少量を開始するのが基本です。

開始後1習慣ぐらいで右内踵の腫脹と疼痛増強にてフェブリク一時中止。・・・それで良いと思います。
8/7他の病院受診したら、少しの痛みは仕方ないとのことでフェブリク処方となる。・・・2週間経過しているし、痛みがあるものの、関節炎の痛みでなければフェブリク処方もありかと考えます。
文面のみでは、どちらが間違いとはいいにくいですね。
現在の痛みが関節炎、つまり腫脹、熱感などがあるかの評価が大切ですね。
納得できる先生の方に受診されたらどうでしょうか。お大事になされて下さいね。

推奨診療科と医療機関タイプ

整形外科

可能性のある病気

痛風

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし
この相談と関連する他の症状

医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
 通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
 なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。