息苦しさと咳がずっと続いています
48歳・男性の健康相談
4月に入ってから、息苦しさを感じるようになりました。呼吸困難というよりは、なんとなく息が吸いづらいという程度です。2週間程度してもあまり改善されなかったので、4月16日に内科を受診し、胸の呼吸状態とレントゲンを撮ってもらいましたが、特に肺炎等の所見はないという診断でした。 その後も、人と話をするとやや息切れしたり、風呂掃除などをしても少し息切れする感じ、さらに4月25日に咳が少し出始めたので、再度2週間後の4/30に同じ内科に受診し、レントゲンおよび胸の音、血中濃度を測っていただきましたが96%ということで、どちらも肺炎等の異常がないとのことでした。 この間、体温は36℃台で発熱は一度もありませんが、現在も咳と息苦しさは続いております。正直精神的なものかなと思い、内科でレントゲンを撮ってもらい肺炎の症状がないということなら、息苦しさも解消されるかなと思っていたのですが、まだ息苦しさがあります。 2度目の病院の先生の話では「ずっと息苦しさがある状態で2~3週間が経過してどちらも肺炎の症状がレントゲンにまったくないので、コロナの可能性はないですよ」というのですが、息苦しさがどうしても気になります。咳も少し増えてきて、透明な痰も以前より多くなっている気がします。痰と咳を止める薬は1週間ほどいただきましたが、改善はされません。 どのような対処がベターでしょうか? アドバイスいただけると幸いです。
この相談者が異常を感じている部位
この相談の目的
自宅で安静にしていましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
現時点で考えられる病状はとしては風邪などの感冒に伴う軽い気管支炎かもしれません。症状が続く原因としては緊急事態宣言に伴って外出自粛が必要となり、閉塞的な日常生活が続くことや、連日のコロナウイルスに関連する報道により精神的ストレスが影響し、自律神経失調症も合併しているのではないでしょうか。 相談者様は、厚生労働省が設定した新しい受診の目安である「息苦しさ、強いだるさ、高熱などの強い症状のいずれかがある」「高齢者や基礎疾患がある人で、発熱やせきなどの比較的軽い風邪症状がある」「比較的軽い風邪が続く」などの3項目に該当しないようであれば、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。 おそらくは濃厚接触者の方にコロナウイルス感染確定の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。 相談者様が感染していない場合、医療機関を受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くこともひとつの選択肢です。 今後は発熱や呼吸困難の症状が悪化したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。 現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。過去のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは最近では宿泊所での待機療養が原則になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、未感染である患者さんの感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。 相談者様の判断で医療機関を利用される場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。 ご参考になれば幸いです。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科
発熱のない呼吸苦、咳、痰からは、上気道炎(風邪のことです)の後に気道過敏を起こしていることによる感染後咳嗽や、他にはマイコプラズマや百日咳など咳の強いタイプの呼吸器感染症の可能性と、喘息、またこのまま咳だけが数か月に渡って残るようだと咳喘息やアトピー咳嗽などの慢性咳嗽の可能性があります。咳はとても専門性の高い領域のため内科のなかでも「呼吸器内科専門医」の資格をもった医師を受診することが最も大切ですので病院のホームページなど医師の専門医資格を確認してから受診することをお勧めします。呼吸器内科専門医の適切な診断と内服薬の処方、状態によっては吸入薬を使用することで症状の改善が期待できると思います。呼吸器内科以外でも、逆流性食道炎や副鼻腔炎などが長引く咳の原因になることもあるため呼吸器内科専門医への受診でも良くならない場合は消化器内科専門医や耳鼻咽喉科専門医への受診も考慮してみてください。受診まではマスク、部屋の加湿、のど飴(薬局で購入できるトローチもお勧めです)などで、喉と気道の保護をすると良いと思います。
推奨診療科と医療機関タイプ
呼吸器内科可能性のある病気
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普段どおりで様子を見ましょう
血液内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科, 呼吸器内科, 消化器内科(胃腸内科)
経過が長いこと、発熱や味覚異常が無いことから、コロナはのかのは低いです。 アレルギーの可能性があり、ホコリやダニを徹底的に操作しましょう。寝具などは天然素材はやめましょう。
推奨診療科と医療機関タイプ
呼吸器内科可能性のある病気
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