中学生の子どもが不登校に。学校と剣道を避け、コミュニケーションも取れず対応に苦慮
14歳・子ども(女子)の健康相談
今年1月から学校を休みがちになり、3月には終業式以外ほとんど登校できませんでした。 朝になると起きられず、頭痛や腹痛を訴えますが、その理由を尋ねても一切答えてくれません。学校や周囲に確認しましたが、いじめなどの外的要因は見当たりません。 幼い頃から剣道を習っており、中学でも1年生からレギュラーとして試合に出場しています。 チームは県大会で上位に入るほどの実力があります。最近では3年生を送る会や東日本選抜大会などのイベントに参加し、皆と楽しそうに過ごしていました。しかし、ここ1カ月は学校にも行かず、剣道の稽古も全くしていません。小さい頃から通っていた道場にも行こうとしません。 何か要望があるのか、どうしたいのかを聞いても一切答えないため、対処の仕様がありません。 ネットで調べても起立性調節障害くらいしか当てはまらないのですが、午後や夕方からでも学校へ行こうとしないため、違うのではないかと考えています。 スマートフォン依存の傾向があり、2年ほど前から夜11時以降はネット使用を制限しています。 最近はパソコンでのYouTube視聴も制限していますが、それでも就寝時間は毎日午前1時頃です。 学校や稽古を休むときはスマートフォンとパソコンを取り上げているため、引きこもってしまいます。 一方で、学校に行くとスマートフォンを使えるため、特定の友達と連絡を取って遊びに出かけます。 本人が学校と剣道のどちらを嫌がっているのかが分かりません。 実際に行ってしまえば、どちらも楽しんでいるように見えます。 しかし、そのどちらかしかないと分かっていても行けないようです。 楽しいことしかしないように見えるのが気がかりです。 親としては、学校か剣道のどちらかでも普通に参加してほしいのですが、本人は面と向かっても自分の気持ちを話そうとしないため、状況が全く把握できません。 私は父親ですが、母親との関係も特に変わりはありません。 このような状況下で、どのように対応すべきか、また、どのような専門機関に相談するのが適切かをご教示いただければ幸いです。
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精神科・神経科医師からの回答
不登校の原因を考える場合、素因(知能、発達、性格、身体、精神)、外因を考える必要があります。 強い剣道部にいて、友人とスマホをしているので、知能、発達、身体には、大きな問題はなさそうです。 若年者の性格は大半が未熟で、外因(いじめはなくても、強い運動部は、過酷・重圧が常態的)は多そうですので、何らかの適応障害が生じているかもしれません。 一度、診断能力の確かな児童専門の精神科を受診して、正しい診断と対処方法を熟知することは、お子様の人生にとって、有益と思われます。 なお、最寄の精神科医療機関の場所は、ネットで調べるか、役所・保健所・精神保健福祉センター・児童相談所等に、お問い合わせくだい。 児童精神科外来は、需要>>供給なので、予約待ちが長いのが実情です(数ヶ月程度)。
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※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
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皮膚科医師からの回答
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まずはお子さんが話をするようになるまで待ってみてはいかがでしょうか。 思春期ですのでいろいろな考えがあると思います。親に言いたくないこともあるでしょう。 学校行事などの予定がわかっていれば、そこにだけでも出てみるなどを話してみてはいかがでしょうか。 また普段の登校もまずは本人の行きたい時間に行ってもらうとしておくなど。 ネットの制限は必要なのかもしれませんが、それに不満を持っている可能性もあります。 ネットの規制を少し緩和してみてはいかがでしょうか。 できれば精神科、児童精神科を受診されることをお勧めします。
可能性のある病気
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精神科・神経科医師からの回答
ご本人が学校や剣道自体への不満がない様子があるのであれば、ご記載頂いた起立性調節障害の可能性が高いかと思います。 なぜなら、起立性調節障害については症状に個人差が大きいため、判断が難しいからです。 実際に診察を受けて頂いて治療を受けることで改善することが多くあるため、児童・思春期精神について扱いのある小児科または精神科にご相談下さい。
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