自分の考えを整理して人に伝えることが苦手です。改善の見込みはありますか?

20歳・女性の健康相談

看護学校に通っている学生です。4年制の3年になります。
先日まで数回目となる実習をしていて、その評価で患者さん・メンバーとのコミュニケーションでいくつか指摘を受け、また普段の生活でも悩みがあり、どうしたらよいか分からず相談に来ました。

先生には、自分が半見知り気味であること、一度に色々言われても頭の中で整理ができないこと、混乱したり言葉に詰まりやすいことは伝えてありました。
指摘された点としては、
・自分にばかり意識が向いている(嫌われたらどうしようなど)
・自己開示ができていない(患者さんの考えなど疑問に思っても口に出さず、予想して自分の中だけで完結させてしまっている・解決せずそのままにしている)
・カンファレンスにおいて発言の内容がまとまっていない、積極性が足りない(今後親しくない人達ともっとかたい雰囲気のカンファレンスもやるようになる、その時やっていけると思えない、と)
・今後チームで動くとなった時今のままでは自分の役割を見つけて動くということができないだろう、と

私は口頭で何かを伝えようとする時、話がまとまらず、自分でもそれが気になり言葉に詰まってしまいます。正しい日本語かどうかに拘ってしまうこと、話している間に何を話したかったのか忘れてしまうこと、他の皆さんのように深い考えを持てていないことも理由だと思います。

親しい人以外と話すことも苦手で、話している間に辛くなって会話が終わる方向に進めてしまいます。人が嫌いなわけではないのですが、自分と話してもつまらないだろうという気持ちが強すぎて耐えられなくなります。そのためいつも相手に気遣わせてしまったり、関係を悪くしたりしてしまいます。
また、人のためを思って行動していると思っていても、自分のための行動に巻き込んでしまった、と夜になって後悔するようなことが多いです。

あと、話を聞く間は目をじっと見すぎたり頷きすぎたりしてしまって、疲れるのですがやめられません。それに関連して、廊下や駅舎など不特定多数の人が自分のいる方向に向かってきている環境で、人を見ると落ち着かず、足元や人でないものしか見れません。みんなが皆、自分を貶すわけではないとは分かっています。でも人とすれ違う度に笑われたりする気がして苦痛で、人が視界に入らない方向に目を向けてやっと少し落ち着けます。

環境の変化にも弱いです。実習でもなのですが、落ち込みやすくなったり涙脆くなったり、偏頭痛の頻度が高くなります。また、実習中は初期の日中で態度など張り切りすぎて、夜や実習後半になると疲れて鬱々としてしまいます。

家は離婚による父子家庭でしたが、父や祖母はちゃんと愛情を持って接して育ててくれたと思っています。そんな恵まれた環境でもちゃんと育つことが出来なかったのが不甲斐なくて辛いです。
コミュニケーションが重要とされている看護師に、向いていないというのは分かっているつもりでした。それでも、金銭的な問題もあり、今までのように追い込められれば何とかやっていけると思っていたのですが、今になって不安になっています。
今回、小学校の頃から悩んでいた上記について、「ここが直し時なんだと思うよ、ここで向き合おうとしていかないと後でもっと辛くなるよ」と先生に言われました。実習は案の定落ちたので、これから補習になります。

改善したいのはコミュニケーションの面と、人が多いところでの辛さ、自己中心的かつ自分に甘いところ、メンタルが安定しないところなのですが、このような内容でも取り合ってくれるところはありますか?
また、これらは辛くないレベルにまで改善していけるものですか?
長々と申し訳ありません、回答頂けるとありがたいです。
相談日:2018/07/28

この相談者が感じている症状

気が滅入る・憂鬱である 不安が強い

この相談の目的

受診の必要性が分からない 受診すべき診療科目が分からない どんな病気なのか分からない
女性・20歳
身長 155cm・体重 52kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、1名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

整形外科医師からの回答
その他の標榜診療科:リウマチ科, リハビリテーション科

文章を読ませていただきましたが、何の問題点も感じませんでした。
その根拠は、しっかり自己分析されていること、指導者から注意・指摘を受けたことを十分に理解していること、次のステップに進むにあたり弊害となる性格的問題の自覚があること・・・
心配ないと思いますし、向いていないとか、いい環境で育ったのにちゃんと育つことができなかったと自分を責めなくてもいいと思います。
このサイトは、カウンセリングを目的としておりませんので、本当はもっと「自信が持てるように」様々なアドバイスをしたいのですが、
専門的立場の人にそれはお願いするとして、まずは今後どうしていくのかを考えたいと思います。
まず、現状に関しては病的要素は全くありません。
発達障害(自閉症スペクトラム障害、アスペルガー症候群など)のコミュニケーションに支障をきたすような状態ではないと思われます。
もちろん精神疾患(うつ病、統合失調症、不安障害、パニック障害など)でもなさそうです。
あえて言えば「適応障害」の状態になりつつあるというぐらいでしょうか。
行くべき診療科は、「心療内科」となりますが、必須ではありません。
カウンセリングを受けて、現在の難局をどう乗り越えていくのか、どう対処すべきかのヒントになるアドバイスを受けるだけです。
薬物療法などの適応はないでしょう。
古臭い言い方ですが、「かけこみ寺」的な、息詰まったら相談できるところがどこか一か所あればいいのです。
医療機関でなくても、産業カウンセラー、臨床心理士、保健師などのメンタルヘル氏の専門科でもいいと思います。
相性のいい医師を見つけるのは難しいので、自分が病的な状態なのかどうかのチェックをしてもらう・・・という目的だけで受診でいいのではなかと思います。
学校にそう言った部門が絶対あるはずです。
指導者側にも問題がありそうなので、一応は心療内科に受診しつつ、部内の産業保健的な部門にぜひご相談ください。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科

可能性のある病気

適応障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし
この相談と関連する他の症状

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 通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
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